January 27, 2010

はくさいと蓮根のベジ焼餃子

hakusai 白菜。大きくて安い。
 そして、美味しい。

 素敵な食材ですね。
 これ一個あれば、1週間は食べられるし。

 でも、このサイズまで育つと、
 冷蔵庫に入らないのが、難点です。



 今日はこれ、餃子にしたいと思います。
       

本日の材料はこんな感じ(↓)。

ざいりょう 【はくさいと蓮根のベジ餃子】

 白菜    1/8個
 塩     小さじ1.5杯
 生姜    1かけ(15g)
 しいたけ  4個
 ニラ    8本
 れんこん  中1/2節(120g)
 醤油    小さじ2杯
 ごま油   小さじ1杯
 塩     少々

ニラに白菜に、しいたけ。
定番の餃子の具です。違うのは『れんこん』が入ること。

白菜は、1/4カットに切って、
その上半分、葉先のみを使いました。
後は、スープに使うと美味しい。


焼餃子。特に特別な道具は必要ありません。
まな板に包丁。
うん、ボウルを2個使うのが、コツでしょうか。

ボウル2個










では、餃子。以下、作り方。

1)まず1個のボウルに、白菜をざくざく粗みじん切り。

はくさいざくざくおしお









包丁が右利きの場合、ボウルはまな板の右側に置きます。

一段、低いとこにおいて、切ったものをザクザク下に落としていくと、
小さいまな板でも、キッチンが散らかりません。 

+塩ひとつまみ(小さじ1.5杯くらい)。

白菜、全体になじませます。
そのままどっかその辺に放置。

白菜から、水が上がってくるのを待ちます。


2)水が上がってくるのに、5分ちょっと。
 その間にもう一個のボウルに、椎茸とニラを切っちゃいましょう。

しいたけにら









白菜の時と一緒。右にザクザク。
椎茸は、小さなサイコロに切って、食感を残します。

まだ時間あるかな。生姜もみじん切り。
右にドサーッと入れておきます。


3)そろそろ、白菜の水分が上がってきてる頃でしょうか。
 手でぎゅーっと、水気を絞ります。

ぼうるからsiboru









絞った白菜は、椎茸とニラのボウルの中へ。
ザルの上で絞ると、手早く、無駄がありません。


4)今回の名脇役『れんこん』様。

れんこんれんこんついか









生のまま、おろし金ですり下ろして加えます。
これが餃子の「ジューシー感」になるの。

まぜ










分量のごま油と醤油。
味を見て、少しの塩で味を調えて。餃子のネタの完成です。

僕は、油を引いたテフロンパンに、どんどん並べて作っちゃいます。
この分量で40〜50個の餃子。

ぎょうざ










【焼くコツ】は、たったひとつだけ。
『熱湯を使うこと』。
お湯だと餃子の皮が、もっちり仕上がります。

餃子を焼く前に、忘れずお湯を沸かしておきましょうね。

おゆむし









フライパンを中強火にかけて、餃子がチリチリ云ってきたら、
沸かしておいたお湯を、餃子の1/3の高さまで投入。
じゅー。

湯を入れたら、ふたをしてそのまま蒸し煮にします。
ふたを取りたくなるけど、じっと我慢。
圧力をかけて、このまま一気に焼き上げます。

音を、よーく聞きます。

鍋の中に水分が残っている時は『ピチピチ』と音が鳴ります。
音がしなくなったら、ふたを取り、鍋肌からごま油をまわすの。

ふた










『チリチリ』焼きながら、端っこをちょろっとひっくり返して覗きます。
焼き色がついたら、鍋にくっついてないか確認。
(くっついてるときは、木のスプーンの背で軽く突っつくと剥がれます)

お皿をかぶせて、「よいしょ!」
と、ひっくり返します。

ぎょうざ










一丁あがり。

「はい、焼けたよ。食べるよ〜。」

どーんとテーブルに置くと、子供たちのテンションも50%増し。
はいはい、ちょっと、うるさいですよ。

餃子の『餃』は、みんなの心が「交」う「食」べ物。
こういう食卓がすき。


vegetus at 06:04│Comments(15)TrackBack(0)clip!れしぴ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 。   January 27, 2010 11:10
私は、
包(パオ)という言葉が
好きです。
音の響きも、意味合いも、
みんな含めて好きなの。

って言ったら、
また何か調べてきて
くれないかなぁ〜っと。笑
そういえば、
遊牧民の方が
暮らしてらっしゃる
テントも、
たしか、パオでしたね。

食事の席は、
色々ありますけど、
“食卓を囲む”時が、
一番楽しく、幸せな
席の気がしますわねぇ。

パパさんのお店にいらした
方たちの感想を拝見すると、
たとえ
一人で行ったとしても、
食卓を囲んで食べたような
そんな温かな気持ちに
なれたんだなあって、
伝わりますのよ。

「こふく亭」
春の再開=再会が、
楽しみですねえ。
2. Posted by Levi   January 27, 2010 14:07
こんにちは

わ〜、餃子〜
最近作っていないんですよね。
冬は白菜の餃子が美味しいですよね。
レンコンと白菜の甘みが相乗効果を発揮しそうですね。
焼きあがりもこんがりして。
食べたくりなりました。
3. Posted by Mariposa   January 27, 2010 22:36
餃子だ〜。
美味しそうだな〜。
今すぐ食べたくなるのが、餃子の魅力かも(笑)
冷蔵庫にパパレシピの全ての材料があるから、明日早速作っちゃいます。
コツは熱湯だったなんて、知らなかったなあ。
餃子の並べからも、これなら一度にたくさん焼ける、スゴイ!
パパは何でも知っている、パパさんは生き字引〜♪
このブログはいつでも得した気分にさせてくれます、ありがと〜(^^)
4. Posted by Fumi   January 28, 2010 14:21
5 こんにちは。

「餃子 マクロビ」で検索してこちらに辿り着きました。


レンコンが無かったので、自然薯で代用しました。こちらもモチモチして美味しくできあがりました。


とても参考になる情報を提供頂き、どうもありがとうございました。





5. Posted by macrobi papa   January 28, 2010 18:58
。さん、こんばんは。

調べてきました。
肉まんじゅうが『包子パオズ』
「パオ」は、中国圏で『包』と書くように、そのまんま包むの意味合いです。モンゴルの移動型住居も『包パオ』と書きます。

日本語の「パン」の語源となったポルトガル語で、パンを指す言葉も『paoパオ』。
シルクロードつながりで、何らかの関連がありそうだなぁと。

考古学って、失われた昔を想像の中に描くの。
夢があって良いな。

僕、そういう学者になりたかったような気がします。
6. Posted by macrobi papa   January 28, 2010 19:00
Leviさん、こんばんは。

ポン酢が合います。
この餃子。

酢醤油もいいですが、俄然、ポン酢。おすすめです。
7. Posted by macrobi papa   January 28, 2010 19:04
mariposaさん、こんばんは。

>パパは何でも知っている、パパさんは生き字引〜♪

情報処理が得意なだけです。
あと、好奇心。
最近、本を読む時間がいっぱいで、嬉しいです。
司馬遼太郎とか、人類の進化論とか、詩集も最近読んでいます。

この年で、初めて詩というものに出会ったのですが。
日本語の美しさ、表現力の豊かさに驚きます。

まだまだ、知らない世界ばっかりですよ。
8. Posted by macrobi papa   January 28, 2010 19:06
Fumiさん、いらっしゃい。

自然薯。なんか良さそう。
粘りが出て、具もまとまりそうだし。

うん、変なブログですが、暇なときにでも覗いて下さいね。
9. Posted by ナーダ   February 02, 2010 11:00
久しぶりにコメントします。
昨夜、夕食にこの餃子を作ってとても美味しかったもので、パパさんにありがとう!って伝えたくて。
パパさんのレシピはどれも(お正月のリンゴきんとん、まだか漬けなどなど)とっても美味しいですよ。
いつもありがとうございます♪
10. Posted by macrobi papa   February 02, 2010 21:12
ナーダさん、いつもありがとうございます。
最近、冬眠しがちな、僕のモチベーションが上がりました。

次作は車麩の活用法で行きます。
11. Posted by ひよこ豆ゆきこ   February 03, 2010 14:46
こんにちは。

昨夜、作ってみました。
それぞれの分量はいつも「適当」なので少し水分が多くなり
オートミールで水分調節。肉肉しい感じの仕上がり。


タネが余ったので ハンバーグみたいに焼いておき

今夜のカレーの上に乗る予定です。

美味しいレシピ ありがとうございます!
12. Posted by macrobi papa   February 03, 2010 18:10
こんばんは、ゆきこさん。

このれしぴ、便宜上計量しましたが、基本、どんぶり勘定で大丈夫です。僕も適当です。
れんこんの水気は多く感じますが、加熱することでとろみに変わります。ちょっとビショビショでも、良いかなと感じます。

オートミール、結構使えますねぇ。
13. Posted by Mako   February 20, 2010 21:52
こんばんは!初めてコメントします。

マクロビレシピを探しているときにmacrobi papaさんのブログに行き当たり、以来参考にさせてもらっています。

娘(3歳)と夫が餃子大好きで、今日レシピを参考に作ってみました。出来上がりの写真がホントにおいしそうだったので、まねしてフライパンにくるくると並べ、ひっくり返してお皿に盛って、、、。かなり焦げ付いてしまい、1回目はあまり原型をとどめなかったけど、2回目はキレイにできました。レシピがよいのか、原型をとどめなくてもおいしいこともわかりました^^ 娘、食べすぎ、、、。

今まで作ったベジ餃子の中では、抜群の味わい。ありがとうございました!

14. Posted by macrobi papa   February 23, 2010 20:07
はじめまして、makoさん。

焼いているときは、音を聞きます。
音が変わるの。
よーく、耳を近づけて。

うん、近づけすぎると、耳、やけどするから、注意ね。
15. Posted by reeko   March 06, 2014 10:28
ベジ餃子のレシピを探していた所、こちらのブログに辿り着きました。
美味しそうだったので、ぜひ参考にさせていただきます(o^^o)

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