November 20, 2009

裏山偵察

「こちら偵察部隊。ブラボー1。
 現在、裏山を進行中」


裏山












「敵影なし」

了解。裏山周辺で、「コフク亭ヘ進行中ノ敵軍アリ」との情報が
栗の木林を散策中のお客様から入った。

引き続き、そのまま敵勢力を探って欲しい。

「ガ・ガ。こちら、ブラボー1。
 裏山の栗の木林まで到達。
 敵影は発見できず」


栗の林












この辺で目撃例があったが、ガセネタだったか。
よし、基地へ撤収するように。

「了解・・まて。こちら、ブラボー1。
 何かを発見した」


栗











 
これは、栗?
なにかで器用に割られ、削り取るように食べられている。
山羊や、鹿。イノシシでは、この食べ方は無理なはず。まさか。

「敵影発見。
 画像を送る」


1












うわー、猿だ。
まさか、こふく亭から、数100mのところにニホンザルがいるなんて。
ブラボー1。その敵は危険だ。
撤収しろ。

「ガ・・ブラボー1。撤収する・・しまった。
 後ろにも敵軍が・・」


2












林から次から次へと出てくるニホンザルの軍勢。
お尻も顔も、まっかっか。

「こちら、ブラボー1。敵軍がこちらを発見した。
 敵、どんどん来るぞ」


3












これが噂のニホンザルの一個大隊か。

なんかもう、村人より多くないか?

少なく見積もっても、30頭。
彼らが集団で押し寄せたら、一晩で畑は壊滅である。

「本部。救援を要請する。
 敵軍なおも増殖中。攻撃を受けている。
 こちら、ブラボ・・・・ガ・ガ・・」


偵察部隊との交信も途絶えた。

こふく亭の裏口にある、冷蔵庫や食料置き場に彼らが気づいたら、
大変なことになるだろう。

おーい、みんな。こっちに旨そうな物がいっぱいあるぞ!的な。


こふく亭での戦いは、冬に向けてまた、
熱くなりそうな様相である。


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この記事へのコメント

1. Posted by Levi   November 20, 2009 13:39
こんにちは

わ〜、たくさんの猿ですね。
猿が人里に出現するのは、寒くなってきて食べ物が無くなって来たんでしょうね。
それより元々足りなかった?

これから猿対策の作戦会議ですか?
何もせずにお山に帰ってもらいたいですね。
2. Posted by rurikoi   November 20, 2009 16:42
先日 テレビで鹿の被害に困っている人たちが鹿追いをやっていました。犬と人で追った先きに待ち隊がいて鉄砲で撃ちます。そうするとしばらくは近づかないんだそうです。

でも くれぐれも猿と我が子を間違えませんように。
3. Posted by macrobi papa   November 20, 2009 22:58
leviさん、こんばんは。

寒くなると、こうして降りてくるみたい。
農業をやる人は、本当に手を焼くそうです。

頭が良いから、対応策が無いの。

昔の人は、どうしてたの?母に聞くと、
「昔は山に食べるもんがいっぱいあったから、猿も山を下りなかったんだよ」
と、云いました。

そうなんですよね。
4. Posted by macrobi papa   November 20, 2009 23:00
すいません。
アホな記事なのに、2件もコメント。

これから、ここに畑を開かなくちゃなりません。そしたら、大変ですねぇ。

上手く共存できないものでしょうか。
5. Posted by 。   November 21, 2009 09:10
奥山保護の話をしておりましたら、ある方から、「この頃は、飼っていた動物を山に放す人もいて、野生動物と違って、最初から人に依存して生きてるわけだから、奥山が元に戻ったところで、単純には解決しないのよ。」と、おっしゃってました。人間て、たちの悪い生きものだなぁと、思いましたわ。鳴門では、猪ブタの被害が増えているそうです。山伝いに、板野、上板と、被害が広がっていってるんですって。それも、元を正せば、香川で猪ブタを飼っておられた方が、夫婦喧嘩の腹いせに放したのが、始まりとか・・・。動物たちは、ただ生きようとしているだけなんですものねぇ。人も、ただ生活を守ろうとしてるだけ。難しい問題ですわねぇ。
6. Posted by macrobi papa   November 22, 2009 00:37
こんばんは、もさん。

ある有機農業を営まれる年配の農家さんが、
「有機農業を長く続けていくコツは何か?」という質問に「諦めることだよ」と、答えていました。

絶望する。何もしない。
そういったネガティブなものではなくて、「執着しない」ということなのだと思いました。

私の知り合いの方は、蝶が好きです。
育てているキャベツのひとつは、
蝶にあげるの。

キャベツに芋虫が付いているたびに、そっとそのキャベツに移してあげる。
僕はそれを、とても素敵だと思いました。
7. Posted by はな   November 23, 2009 12:42

こんにちは、、、

楽しそうですね、探検ですね

私の小さい時、弟とよく裏山にいって

遊びました。。。

思い出すなぁーー
8. Posted by sawa   November 23, 2009 18:03
こんにちは。

21日に、こふく亭におじゃました者です。

やさしくて、でもたくましい感じのお料理は、

ひとつひとつが素敵でした!

ごちそうさまでした。

また、お仕事中にもかかわらず、ご丁寧に案内、

説明して頂きありがとうございました。


「こふく亭のご主人は、マクロビパパって言って、

カリスマ的存在の人だよ。」と、ある方に聞き、

ブログを拝見・・・。

おもしろい


また、おじゃまいたします。




9. Posted by fanta   November 24, 2009 00:10
今日、てんつくマンさんの映画
友人にさそわれて行ってきました。

神という言葉は、
示すへんに申だそうで、
「生き方で示さないで申しているばかりだとさると一緒だということになる」と言ってました。
てんつくマンさんは、今の時点で「正しいか正しくないか」を論点にするのでは無くて、
将来、子どもたちが100年後の子どもたちが「昔の大人がこうしてくれて良かった」と言ってくれるのではないかという選択をしていきたいと語っていました。
また、完璧のペキは
壁(下が土)ではなく璧(下が玉)だと。
完璧が完璧にわかっていた人はほんの数人でした。完璧な人なんていないんですと。
とりあえず、楽しくいきたいですね。
(関係ないけど、この現世に転生している人の中には未来から転生してきている人もいて、このまえそういうひととあってきました。つまり将来は明るいということだそうです)
10. Posted by macrobi papa   November 24, 2009 07:57
こんにちは、はなさん。

僕も探検、大好きな子供でした。
川口浩探検隊とか、ワクワクしながら見てましたっけ。
もう少し、じじいになって、子供が巣立ったら、アマゾンとか、アンデスの秘境を目指したいと思います。
11. Posted by macrobi papa   November 24, 2009 07:58
sawaさん、こんばんは。
面白い記事が書けて、それをたくさんの人に楽しんでもらえたら、何よりの喜びです。

でも、ちょっとふざけすぎたかなぁ。
猿の問題は、いろいろな意味で、結構重いのです。
12. Posted by macrobi papa   November 24, 2009 08:03
fantaさんの文章は、いつも、僕がその時必要な言葉が書いてあるの。
不思議ですね。

ちょっといろいろ悔い改めなければならないことがありました。

人は完全ではありません。
不完全、未完成だからこそ、成長することができる。

ありがとうございます。
頑張りますね。

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