June 11, 2009

まっくろくろすけ

何かとトラブルの多い、薪と炭のレストラン『こふく亭』。

kemu (←)今月の最初のトラブルは、これ。

 調理場の上半分にスモッグ注意報。

 薪オーブンから逆流する真っ白い煙によって
 猛烈な勢いで覆い尽くされ、視界ゼロ。
 なーにも見えない。
 
 火災の時は、姿勢を低くして逃げる・・が、
 ホント正しいのだと、体験学習できます。


 すんません。息、出来ないんですけど。


あまりにも息苦しく、濡れタオルで口を塞いでみた。

スーハー、スーハー。
なんとか呼吸出来るが、手が使えないじゃないか。

うーん。
考えた末、濡れタオルを口に巻いてみた。

dorobou
 「どろぼう」である。

 どっから見ても悪人、不審者である。
 西部劇の強盗がこんな感じだった。
 しかもこれじゃ、火吹き竹が使えないし。
 だめじゃん。

 うー、目は痛いし、この空気、絶対、肺に悪いって。
 
 僕の燃やし方が悪いのか・・・?と、
 薪を直したり、火を吹いたり、
 色々工夫するけど、煙はモウモウと溢れてくる。


もうだめだ。この煙突、細すぎるんじゃないの?と、
煙突をどーんと叩いてみて、原因が分かりました。
下から真っ黒なススが、ドバー。

て









うわ、何だこれ。
「まっくろくろすけ」が出た。

haikann









お店では、薪ストーブとかまどからの排気を集めて、
一本の煙突で吸い上げて外に出しているのね。

僕、毎日、薪を燃やすけど、真っ黒「スス」が溜まるって知らなかったの。
毎日少しずつ溜まる「スス」は、煙突の中を塞いでしまう。

こりゃ、煙も逆流するわけだ。

burash









新兵器「煙突ブラシ」で、ごしごし。
どんどん、出てくる「まっくろくろすけ」。

久しぶりに耳掃除をしたら、スゴいのが出た!みたいな状態。

「まっくろくろすけ、出ておいで〜」歌いながら、煙突掃除。
しかし気がつけば、自分が「まっくろくろすけ」である。

「どろぼう」で「まっくろ」。

kuzu









その「スゴいの」こんなかんじ(↑)。
これで1/5。氷山の一角。

sigoto









こんな状態で、もう、お店の開店まで90分前だったりする。
これから仕込みしなきゃ。

こりゃ、今日も大変だワ。

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この記事へのコメント

1. Posted by Levi   June 11, 2009 10:20
こんにちは

煤って意外にたくさん溜まるんですね。
すごい量ですね。
煙突掃除って1年に一度くらいで良いのかと思っていました。
これからは定期的にお掃除が必要ですね。

そうそう、山口で一酸化炭素中毒の事故がありましたよね。
煙もそうですが一酸化炭素も酸素より軽いので上に溜まります。
だから大人が亡くなった。
一酸化炭素は無味無臭なので気をつけてくださいね。
2. Posted by noppo   June 11, 2009 11:04
遅くなりましたが、開店おめでとうです。
いつか食べに行きますね
3. Posted by .   June 11, 2009 14:16
チムチムチム、チムチムチム、チムチムチェリー、私は、煙突掃除やさんっ
4. Posted by rurikoi   June 11, 2009 17:43
あはははは(笑)
掃除しているんだと思ってましたよ。かまどとか釜とか鍋とかも煤がつくと熱伝導が悪くなるんですよ。定期的に決めてやると楽だと思います。がんばってね、
5. Posted by macrobi papa   June 11, 2009 22:33
こんばんは、Leviさん。

一酸化炭素は、一回やりました。
あ、いけね、換気忘れてたと思った時は、もうすでに遅しで、後で強烈な頭痛ががーんと来ます。

換気は特に気をつけないとと、師匠にも云われてたんですが。
煙突そうじは、毎週です。
煙が出なくなって、かなり快適です♪
6. Posted by macrobi papa   June 11, 2009 22:34
noppoさん、そこからだと遠いけど、ぜひぜひお越し下さい。
火曜、水曜はおやすみです。

ほっぺたの息子さん、元気?
7. Posted by macrobi papa   June 11, 2009 22:36
もさん、こんばんは。

「スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス」でしたっけ。
8. Posted by macrobi papa   June 11, 2009 22:42
こんばんは、rurikoiさん。

>釜とか鍋とかも煤がつくと熱伝導が悪くなるんですよ

僕もそれは聞いていたんですが、どうやって洗って良いものか。
水で流すと、シンクは真っ黒だし、スポンジはダメになるしで、うーん。
9. Posted by かなりあ   June 12, 2009 00:35
今回の記事を拝読しまして、
以前勤めていました職場の人のお子さん(成人ですが)が、
引っ越したその日に引っ越し先で、一酸化炭素中毒だったかな?で、
亡くなった話を思い出しました。
原因はストーブに繋がっていました煙突に新聞紙が詰めてあったそうです。
怖いですね〜。

ご無事で何よりですが、写真のパパさん悪人だわ(笑)
目隠しの黒線が、より悪人さを醸し出していますわよ〜。
10. Posted by rurikoi   June 12, 2009 00:35
昔 鍋についた煤は 切れなくなった包丁の背でカリカリこそげおとしていました。それから ワラを丸めたので仕上げにこすって磨くっていう感じ。
洗うっていうのはあまりなかったような気がします。
11. Posted by gehirn   June 12, 2009 01:51
煙の原因がわかってよかったですね。
あのままじゃ仕事になりませんね。
キッチンの汚れとかもそうですが、お手入れはマメにしないとあとで大変なことになります。煙突の煤も同じですね。Papaさんのエネルギーすごいです。
12. Posted by .   June 12, 2009 06:10
あら、
メリー・ポピンズご存知?

私、鳥のおばさんのシーンがくると
泣いてました。
なぜだか、分からないんですけど。

パパさんとこの調理器具は、
もともと半外で使う物が
多いんじゃありません?
全部、中で使ってらっしゃるとは
思いませんでしたわ。
お写真では、外に見えましたもの。
13. Posted by みっこ   June 12, 2009 12:31
メリーポピンズ連れて、空から降ってきたら、
もう、も.さんに先を越されてました〜。

やっぱり菅笠をパラシュートには、無理だったか、笑。

すごい展開になっているようですが、
すごく楽しそう。

次はなにがでるかな〜

まっくろくろすけの後は、やっぱりととろ?
14. Posted by macrobi papa   June 12, 2009 23:05
こんばんは、かなりあさん。
一酸化炭素だけは気をつけます。
危険ですからね、あれ。

基本的に風通しが良いです。
夏はね。

冬どうしようと云った感じですが。
15. Posted by macrobi papa   June 12, 2009 23:07
こんばんは、るりこいさん。
なるほど、磨く感じですか。

木っ端がゴロゴロしてるから、それで良いかな。明日、さっそくやってみます♪
16. Posted by macrobi papa   June 12, 2009 23:09
gehirnさん、こんばんは。

一週間経って、また掃除してみたのですが、もう2リットル近くの煤が溜まっていました。
こんなん、1ヶ月半も放置していたのね。

そりゃ、煙突も怒りますね。
17. Posted by タンボロッジの料理長   June 13, 2009 09:42
わお〜〜〜〜
すごいことになっていますね。
厨房にいろいろ吊るして、燻製にするってどうですか・・・

しかし、「どうぞそのままコンビニへ」・・・
と言いたくなってしまいます。
18. Posted by fanta   June 13, 2009 16:00
風通しがいいから一酸化炭素中毒にならないだろうとは思うけど・・
はっはっは。

たのしいバショでいいなあ。

いろいろあると面白いでしょう?

それにしてもまたあのPAPAさんコックコートが、きっとすごい事になってるんだろうなと。
使い込んだすごい味のあるいい感じになってるんでしょうね・・。
19. Posted by かなりあ   June 13, 2009 21:35
>基本的に風通しが良いです。夏はね。
>冬どうしようと云った感じですが。

化学物質過敏症になりますと、季節を問わず換気が基本になります。
そうよ、厳寒期でも窓を開けての換気よ〜。

蝦夷地の中でも冬場の気温が低い地域に住む私でも換気をしているのですから、
蝦夷地より気温の高いそちらなら大丈夫でしょ?

なんなら蝦夷地で厳寒期の換気を体験してみます?(笑)
20. Posted by macrobi papa   June 14, 2009 00:44
こんばんは、タンボロッジの料理長さん。

すでに僕が燻製です。
最近体から煙の匂いがします。
気にならなくなってきましたけど。

沢庵とか吊るして、いぶりガッコは行けるかも。
21. Posted by macrobi papa   June 14, 2009 00:45
fantaさん、皆さんに貰ったコックコート。
黒に変わりつつあります。

陽極まりて、陰に帰らないかなぁと。
22. Posted by macrobi papa   June 14, 2009 00:46
かなりあさん、僕なら冬は布団から出ません。

秋のうちに蓄えて、冬は寝て過ごしたい感じで。スローライフですね、うん。
23. Posted by .   June 14, 2009 02:01
夏は、燻製で、
冬は、チーニョになってたりして。笑
24. Posted by macrobi papa   June 14, 2009 21:55
どっちにしても、真っ黒になるわけね(笑)。
25. Posted by menehune   June 16, 2009 14:10
こんにちは。始めまして。
玄米のリン酸を調べていてたどり着きました。いろいろと勉強になりました。ありがとうございます。

薪と炭だけで調理されているのにも感動しましたが、ちょっと気になったことがありましたのでコメントいたしました。私は自宅で薪ストーブを焚いて冬場の暖房にしていますが、煙突のススで一番怖いのは火事です。煙道火災といって、煙突内に溜まったススに何かのひょうしで火が着くと全て燃え尽きるまで高温で燃え続けます。煙突掃除はマメに、が◎です。

ススを着き難くするには、乾燥の良い薪を使うことや煙突の断熱性を良くすること(冷えにくくなるので煙突の「引き」が良くなります)広葉樹の薪は針葉樹にくらべてススが少なくなりますが、一番大事なのは薪の乾燥度合いです。

私はマクロビではありませんが、玄米とたっぷり野菜とお肉で生きとります。今後ともよろしくお願いします。
26. Posted by macrobi papa   June 16, 2009 19:50
煙突火災!
話には聞いていましたが、こればっかりは洒落になりませんね。
ひと月も掃除しなくって、4リットルもの煤がドバーの状態、もし火がついていたらと思うと、怖いです。

煙突の断熱性、気にしたことなかったです。
薪のクッキングストーブ、まだ改造の余地がありそうですね。
27. Posted by .   June 17, 2009 19:54
すごい!

着実に、煙突のプロになりつつありますね。
28. Posted by ゆーこ   June 17, 2009 21:40
初めまして。友人にリンクを送ってもらい、お邪魔させていただきました。
まさに山梨のトトロの杜ですね♪ 燻製された体はきっと邪気を祓います。
薪のキッチンストーブ、憧れですが、お手入れがたいへんだったのですね。勉強になります。
29. Posted by macrobi papa   June 19, 2009 23:29
>着実に、煙突のプロになりつつありますね。

ははは、目指していたものから、ズレていくような気がしますけど。
30. Posted by macrobi papa   June 19, 2009 23:32
はじめまして、ゆーこさん。
変なブログへ、ようこそ。

このブログは特に教えたりしませんので、辿り着いた人はなーんかご縁があるのかなと思います。
どうぞちょくちょく覗いてみて下さいまし。

>燻製された体はきっと邪気を祓います。

最近、タオルで顔を拭くと、えらい黒いですよん。
31. Posted by オイルヒーター   October 16, 2009 17:35
災害を予め体験しておくことは大切ですね。
よい勉強になりました。
32. Posted by macrobi papa   October 18, 2009 00:19
オイルヒーターさん、こんばんは。
もうすっかり煙も慣れっこです。

火事場でも冷静に対応する自信がつきました(笑)。

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