November 09, 2008

ぎっくり腰 養生中

ぎっくり腰、養生中です。

もう『腰』という体の中心パーツひとつがダメになるだけで、
まともに立ち上がることすら出来ません。

走ったり、かがんだり、体が自由に動くこと、
日々当たり前だと思っていたことが、とっても有り難いことだったと・
心から思うんです。

いろいろアドバイス&励ましのお言葉ありがとうございました。
なんとか、動けるようになってきましたが、
回復が遅いです。


 ■ぎっくり腰■

ぎっくり腰は、ドイツ語で『魔女の一撃』と呼ばれるそうです。
ホントそれ、ぴったりです。

魔女の一撃
 イメージ的には、
 ←こんな感じかな?






ぎっくり腰には、2種類あるそうです。
急に重いものを持ち上げたりしてなる「筋を痛めるぎっくり」と、
慢性的な疲れが限界点に達してなる「爆発型ぎっくり」

僕の場合は、後者。

筋を痛めるギックリは、本当に立ち上がることすら出来ないけど、
治りが比較的早いようです。
それに比べ「爆発型」は、なかなか治んない。
再発することも多いみたいです。

僕が行った接骨院の先生は、気導術を使われる方でした。
ほいほい云いながら、体の歪んでるところを直していきます。

僕が足の指を使わないで歩いていることが
ひとつの原因だと先生は話します。

足 「C」から「D」の赤いライン。
  アーチ状になっていて、
 【土踏まず】と呼ばれます。

  ここは重力が体へダイレクトに
  行かないようにクッションになって
  いる部分。

 もうひとつ、「A」から「B」にかけての、
 青いライン。
 足の指で地面を掴むイメージで歩くと、
 ここにアーチが出来るのね。

 このアーチがないと必要以上に足腰に負担がかかり
 かかと部分が内側「E」の方向に引っ張られる。

で、骨盤が開き、腰痛の原因となり、腰で体重を支えられないから
両肩が重くなり、姿勢も悪くなります。

つまり『体の使い方』が、ちゃんとしてなかったのが
僕の腰痛と猫背の原因だったのね。

まず足の指を使うように、歩き方。靴の選び方。
これを直さないと、また体に歪みが出て、再発しちゃうそうです。


他にも、食べ過ぎ。ストレス。疲労。体の冷え。電磁波。
こういったものが複合的に合わさって、ドカーンと来た訳で。

とりあえず「養生しろ」と神様が踏む緊急ブレーキ。
それが【ぎっくり腰】なのかもしれません。


今回、実家の母が、ヘルプに来てくれました。
本職のマッサージ師で、両手を揉みほぐしただけで、
腰の痛みが、すぅーっと半減します。
腰のツボは、小指の付け根にあるからここを重点的にほぐすと良いみたい。

不思議ですね。
リフレクソロジー(体の反射を利用した療法)を受けると
体は複雑に関係して、ひとつに繋がって働いていることを実感します。


「体は自分で治っていく力があるんだよ」と母。

じゃあ、どうして病気になるのさ?と僕。

「あんたが体の声をちゃんと聞いてないからでしょ」

はい。耳が痛い。
そういえば最近、腰がギシギシ云ってたのを無視してましたっけ。

いつも当たり前に動いてくれてた体に感謝して、
今は、ゆっくり休んでもらおうと思います。

「いつもありがとう」


いろいろ皆さんに教えて頂いた腰痛の対処法役に立つと思います。

 【ぎっくり腰の対処法の数々】

naonaoさん、shararaさん、ぱんださん、レヴィさん、fantaさん、
岩戸のおばばさん、FUFUさん、みいにゃんさん、かなりあさん、suzurinさん、
ひよこ豆ゆきこさん、鍼美人さん、lusiaさん、空さん。

皆さんにも、本当にありがとう。


マクロビパパの実験室 5)こんにゃくで腰は治るか?へ続く

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この記事へのコメント

1. Posted by たかきび   November 09, 2008 16:11
お久しぶりです、こんにちは。
ぎっくり腰、辛そうです・・・。
ゆっくり静養して、早く治るといいですね。
爆発型ギックリ怖いですね〜。
私も、最近今までにない腰の痛みを感じる時があります。
気を付けなさいという、信号かな?
様々な対処法も参考になりました。試してみたいです。
どうぞ、お大事にして下さ〜い。
2. Posted by fanta   November 09, 2008 16:42
お母さんすごいですね!!
弟子入りしたいくらいです
3. Posted by レヴィ   November 09, 2008 19:33
こんにちは

接骨院に行かれたんですね。
原因や体調管理のアドバイスをされる良い先生ですね。
ギックリ腰に種類があるなんて知りませんでした。
さすがマクロビパパさんちゃんと調べられていますね。

ゆっくり休んで完治してくださいね。
4. Posted by macrobi papa   November 09, 2008 19:56
こんばんは、たかきびさん。

ぎっくり腰、右だけ治りました。
左が痛いの。
片方だけギックリと云う、中途半端な状態です。

体を冷やすものを摂ると、回復が遅れるそうです。
お酒や甘いもの、ジュース。
日本酒は、ほどほどなら良いとか。

良かったぁ。
5. Posted by macrobi papa   November 09, 2008 19:58
fantaさん、こんばんは。

足のマッサージをしている間に寝てしまって、目が覚めたら、家の中が片付いてて、カレーが出来てました。

有り難いです。
6. Posted by macrobi papa   November 09, 2008 20:01
レヴィさん、こんばんは。

すごく腕の良い先生なんですが、
体に悪いものを列挙して、いかにしてそれが
体にとって有毒であるかを話すのが好きみたいで・・

牛乳有害説をトクトクと聞いてきました。
ははは。

昔の僕もこんな感じだったんですよね。
7. Posted by ちえこ   November 09, 2008 21:18
あら、いつの間に!?
「ちょっとゆっくりしなさい」ってお休みをくださったんですよ。

歩き癖を変えるのは、下駄がええと聞いた事があります。
くれぐれも無理しはらんように!お大事に☆
8. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 08:41
こんにちは、ちえこさん。

うーん、もう4日経つんですけど、
なかなか治りません。
もう休み過ぎなような気がするんですけど、神様。

下駄ですか。
なるほど。

でも・・下駄って、どこで売ってるんだろう。
9. Posted by なごみ   November 10, 2008 09:23
あらまっ。
ちょっと来ない間にすごいことに
なっていらしたのですね・・・
うーん。もうすぐカフェの日ではないですか。
大変だ〜っ。

神様、どうかパパさんの腰が早く
治りますように。
あとで神社行ってお願いしてきますね!
10. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 11:53
>うーん。もうすぐカフェの日ではないですか。
大変だ〜っ。

すいません。
どなたか、復活の呪文が使える方。
お願いします(切実に)。
11. Posted by 空   November 10, 2008 13:46
取り合えず、急の痛みは取れたようで、お疲れ様でした。
凝りって(?)中々治らなくってイライラしますよね?しかも、ぐわしっぐわしっと揉み解すと、固まっちゃって余計に辛い!
因みに私は首から、背中に掛けて固まっちゃいます。左右どちらかにやってきて、もたれ掛かってないと、大丈夫な方へどんどん傾いてきます。
痛いけど、ちょっと可笑しいです。

足のアーチの話。
以前ちょこっとだけピラティス習っていましたが、やっぱり同じこと言われてて、鍛える方法もあるので、よろしかったら。

体育座りで、足の下に縦長ににタオルを引きます。
肩幅と、両足の外のラインを同じくらいに開き、
指の第一第二関節をなるべく曲げないように、して、パパさん図の足裏アーチを作ります。
そして、伸ばしたり曲げたりしながら、タオルを後ろへ送っていきます。上まで行ったら今度は逆へ。

こんな説明で分かるでしょうか?
12. Posted by マクロ美風   November 10, 2008 14:41
papaさん、こんにちは。

そんな時には「焼き塩」をお試しあれ。
極陽性な塩をさらに陽性にしたお手当てです。
腰痛で動けない男性を、大森英櫻先生が焼き塩で簡単に治した体験談は有名です。
要するに、痛いところに血を集めて、早くその血を綺麗にしてやれば痛みは消えるというワケ。

>体を冷やすものを摂ると、回復が遅れるそうです。
>お酒や甘いもの、ジュース。
>日本酒は、ほどほどなら良いとか。

最後の日本酒に引っかかります。
マクロビオティックでは日本酒も陰性ですからね。
腰が痛い時にアルコールは厳禁ですよ。
それから、せっかく作って下さったカレーですが、これもいけませんね。
こんな時こそ少食にして、きちっとマクロの基本に帰ることが一番の近道ですね。
いっそのこと断食したら?
少し厳しいでしょうか?
でも、体験するいい機会だと思いました。
早く良くなりますように。
13. Posted by おばば3G川柳   November 10, 2008 16:16
「じいさんがギックリ腰でグロッキー」

コメント読み返したら、私、ただ茶化してるだけでしたわ。人の不幸は何とやら。ほほほほほ
14. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 19:54
空さん、分かります。

マラソンのトレーニングの時に似た感じのことをやりました。
少し体を鍛え直そうと思います。
15. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 19:58
ふうさん。

スパイスは、体を冷やしますからね。
でも、焦げようが何しようが、母のカレーは残せません。
男性にとって、母の味は特別なものなのですよ。

少し断食しようと思います。
そろそろ「ふたば」ですし、集中しないといけません。

ええ、お酒。お燗付ければ良いんじゃないかなんて、全然思っていませんでしたとも。
16. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 20:07
こんばんは、3Gさん。
今日、養鮒米を注文しましたが、知り合いの紹介でと云ったら、「ええ、どなたですか?」聞かれました。

モスラと云う人ですと云えなくて困りました。

>じいさんが ギックリ腰で グロッキー

 雨降らば降れ 風吹かば吹け

下の句に付けといて下さい。
17. Posted by 志暁   November 10, 2008 20:50
近頃珍しい(らしい)ササニシキですわ。

モスラ家では、平和圧力鍋で、玄米+3割増の水に、ホタル火で1時間という炊き方でした。
お塩一つまみと、消す直前強火というのは、どこも同じかしら?
お店が忙しかったので、お米をかさずにすぐ炊いてたのと、おにぎりにして食べることがほとんどだったので、この炊き方に定着したんだと思います。明くる日食べても、充分柔らかかったもの。

今もそうですけど、まともな時間にまともに座って食事をしたことがありません。たいていは、お店番の合間に、冷たいおにぎりをかじってました。お客様がみえたら、飲み込まなきゃならないので、おちおち噛んでもいられませんでしたわ。

「ご飯と、具沢山のお味噌汁だけでいい」とか、「一日2食でいい」とかって、それ、贅沢です。笑
2食は食べられない(時間がなくて)ことが多く、暖かいものも、めったに食べれませんでした。
お料理の本に載ってるような献立は、お料理教室の時くらいしか食卓に並びませんでしたのよ。

私が子供の頃は、いくらお店やさんでも、食事時に買い物に行くのは失礼だから遠慮しなさいと教わったものですが、両親が脱サラでお店を始めた頃にはそういう風潮はなくなってましたね。

下の句、添削しては失礼かしら?
「雨は降るまま、風は吹くまま」

名前、雅号でよければお教えしますわ。
志暁と申します。“暁に志す”ですの。
本当は、得度名にしたかったんですけど。
18. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 21:33
雅号、とても素敵です。
俳句やりたいなぁ、僕も。

誰かに習わなくても、できるものでしょうか。
19. Posted by サイコ@hearty   November 10, 2008 21:43
パパさん
ギックリ腰、その後具合はいかがでしょうか?

作家の夏樹静子さんが書いた「椅子が怖い」という腰痛との闘いのお話がとてもおもしろいです。
すべてにエネルギッシュな方なので、ありとあらゆる治療を試し徹底的に筋肉を鍛えます、しかしいっこうによくなりません。

そんな折に、心療内科の先生に「夏樹静子を捨てられますか、一介の主婦になれますか、あなたの腰痛はその完全主義な生き方からきているかもしれませんね」と言われて愕然とします。

「私はまちがっても心が弱い人間じゃない」

夏樹さんはそういい続けるのですが、その自信こそが腰痛の原因だと先生はおっしゃいます。
結局、夏樹さんは一切の面会を謝絶し療養生活。
断食とともに心理療法を受けて完治なさったそうです。
内臓から一切合切休ませてあげるということでしょうか。

人間まちがいだらけで弱い生き物です。どうか存分に養生なさってくださいね。
20. Posted by keitan49   November 10, 2008 22:58
パパさんへ

一度ギックリ腰を起こしたら、また近々起こす可能性あります。
私も経験しました、整形外科の友達に尋ねたり、
芍薬甘草湯、アコニンサン、附子等
急性に効果ある漢方薬を飲みましたが ギックリ腰を起こした時一番効果的だったのは、
本邦初公開の家内の塩温石療法でした、これが一番 半日で治ります、ただし塩は最高の天然塩を使い
すぐにやること 時間をおかずすぐに温めること。

何せ、macrobipapaの一大事 家内に頼んで ◎秘を公開します。
次に起こった時には、自分は動けないから誰かに教えてたがいいです、
1回練習にやるといい、ただし私は500gで2000円弱の本当に
私の郷土の海で作られた塩を使います(病院に行くよりやすい)

塩温石の作り方
1.天然塩をフライパンで乾煎りする。ごま塩の時の要領で。塩はエネルギーの高いものほど保温力が強い。
2.木綿の布で二重の袋を作る。目の細かいキャラコなど。古いシーツなどの再利用でよい。
  こぼれないように包み込んでもよい。ただし火傷をしないように。布は焦げるので必ず木綿を
  使う。
3.塩を袋に入れて。口を閉める。タオルなどを当てて温度の調節をしながら患部に当てる。
4.冷めたらフライパンで温めなおして、再利用できます。保温力がなくなったら使えません。

以上です。質問は受けません、家内のブロブにはその記事が過去に書いてあるそうですが
あとはそれぞれが勉強してください。
21. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 23:05
最近、良寛さまに関連する本を読みます。

江戸時代末期、どこの寺にも属さず、人々の中に入って、托鉢して廻る貧しい生活の中で、仏教の根本の姿を実践された人です。

「和光同塵」と云う生き方がありました。
自分はもっと別の生き方を選ぶことが出来るのではないかと、最近そう思います。
22. Posted by macrobi papa   November 10, 2008 23:12
keitan先生、ありがとうございます。
ああ、こんなところにマル秘を書いておくのは本当にもったいない。

焼き塩。
是非やります。
価格による違いも、研究したい。

でも、どこを温めるか。
やっぱり腎臓と胃かな。

養生します。
23. Posted by 志暁   November 11, 2008 02:36
芭蕉は、芭蕉として生まれ、山頭火は、山頭火として生まれたのだと思います。自分というものに辿り着くのは、とても難しいのですけれど・・・芭蕉が芭蕉になるまでの道程もまた、険しいものだったと思いますわ。光太郎のような思いを抱きながら、皆、一歩一歩道無き道を進んでいかれたのでしょうね。
モスラには、そこまでの覚悟も自信もありませんわ。下手の横好きあたりが、分相応なところです。
詠みたいという思いが、何より大切だと思いますの。心に残る俳句や心を打つ俳句って、誰にも一つや二つありますでしょう?その句の中に、その方の求める先生がいらっしゃる気がします。
良寛さまに思いを馳せながら詠んだ句・・・
「今日山に招人(まろびと)となり落葉座布」
俳句まで始めちゃったら、それこそ、じいさん街道まっしぐら!ですわよっ。
24. Posted by macrobi papa   November 11, 2008 08:37
腰を悪くすると、急に老け込みます。

子どもの頃から、和歌は好きです。
美しいコミュニケーションのひとつだと感じます。
しかし、どうにも頭の中から何かが出てくる気配がありません。

素晴らしい和歌を詠めるようにというのではなくて、でも、詠めるようになりたいとおもう感じで。


25. Posted by keitan49   November 11, 2008 14:01
冗談でしょう、温めるのは 患部ですよ。
26. Posted by Mは、Mのエム?   November 11, 2008 15:02
わーい、keitan先生のダメ出しだ。
モスラは、先生の隠れファンです。(堂々と名乗る隠れファンも、珍しいのですけど。)
剣客商売に出てくる、小川宗哲先生を、勝手に思い浮かべてますの。
パパさんの緊張が伝わってくるようです。ほほほ
27. Posted by macrobi papa   November 11, 2008 18:39
すいません。
良かった、ちゃんと聞いておいて。

>わーい、keitan先生のダメ出しだ。

はい。喜ばない。
28. Posted by へりくつモスラ   November 12, 2008 02:55
良寛さまのお歌を三つ選べといわれたら…
「この里に手まりつきつつ子供らと遊ぶ春日はくれずともよし」
「歌もよまむ手まりもつかむ野にも出む心一つを定めかねつも」
「形見とて何かのこさむ春は花山ほととぎす秋はもみぢ葉」
この三つでしょうか。

良寛さまが鍋蓋に書いたという「心月輪」の書は、有名ですけれど、私は、子供にせがまれて凧に書いたという「天上大風」の方が好き。

迷いにも悟りにも本来区別はないと、良寛さまは、お考えだったようですの。理りを知っても知らなくても事象は存在するのですもの。

方便としてのマクロビを否定するつもりはありませんが、それを絶対と信じてしまうことに、怖さを感じます。

昔、中国の偉いお坊さんが弟子にこう言ったそうです。「お前さんは、本当に博識だが、わしは、お前さんが母親のお腹に居た頃の、まだ何も知らない時の言葉が聞きたい。」そこで、お弟子が答えると、「それは、本で読んだことだ。」「それは、耳で聞いたことだ。」「それは、目で見たことだ。」と言って、全くとりあってくれない。悩んだお弟子は、それまでに書き溜めておいたノートを全部燃やしてしまい、一人山にこもりました。そして、ある日、竹に何かが当たる音を聞いて、大悟したそうです。

理屈を知ってしまうと、全てを理屈で割り切らずにはいられなくなる。人より、理屈が先になる。理屈を見て、人を見ないのね。マクロビで望診法が大切なのは、そのためじゃないかと思うの。
29. Posted by vegetus   November 14, 2008 11:39
> 「この里に手まりつきつつ子供らと遊ぶ春日はくれずともよし」

良寛さんらしい、詩ですね。
僕もこれが好きです。


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