October 28, 2008

会津への旅 タンボロッジ再び

まど 南会津の山あい深く。
 もう結構寒くなっていて、 
 山々を彩る紅葉が
 とても美しい朝です。

 過ごしやすい、
 秋のベストシーズンですね。

 パパ@マクロビ、
 店を始める前に方々を廻っています。 
 マクロビのカフェや、お宿。
 オーガニックの生産者の方。 




今回は、秋深まる山里へ。

アンデス・マクロビオティック料理という独自のジャンルを切り開く
南会津の宿、『タンボロッジ』に行ってきました。


実験室 タンボロッジの調理場。
 整然と食材と道具が並びます。

 ここは僕のあこがれの場所です。





【自家製米飴】から【究極の味噌】と、その加工品のバリエーションは
類を見ないものがあります。

南瓜のケチャップ、チューニョ、自家製みりん。
他にもたくさんの鍋、面白い調理道具などが壁にびっしり並ぶ様は、
まるで『研究室』のようです。



料理もいろいろ面白いのがあって、刺激的でした。
「美味しい」を使わないで説明するのは難しいんですよ。

中でも特に印象的だった3つ。

zennsai 【里芋のペルー南部風クリーミーソースがけ】
 一見地味ですが、完璧な料理です。
 里芋を豆乳ヨーグルトで作った
 爽やかなソースで和えています。

 里芋の皮をさっくりと揚げたフレンチフライ。
 こんなにも美味しい部分を
 今までゴミに捨てていたなんて!

こたん 【コタンのペルー風オーブン焼き】

 コタンは、台湾のベジごはん『素食』の食材。
 厚めの湯葉のような食感です。
 これ、新しいですね。

 野菜の甘みとビネガーの酸味のバランスが絶妙です。

やまぐり 【ヤマグリのモンブラン】

 一個の山栗からわずかな量しか採れません。
 夏に来ていた研修の方が、時間を見つけては
 一生懸命ほって下さったそうで。

 和栗を使うと、味がやや物足りないことが
 多いのですが、山栗は味が濃厚です。


ひと皿ひと皿を通して、僕の料理の幅がグーンと広げられる感じ。
料理は自分だけで作るのではありません。

人と人の繋がりの中で、どんどん素晴らしい質の食材が集まり、
タンボロッジの料理は生まれます。


僕の目指していた「幸せを作る料理」は、
作ろうと頑張って作るものではないみたい。

人との出会いを大切にし、お客様を想い、感謝の気持ちで丁寧に作る。
ただ当たり前のこと。

その「当たり前のこと」を、ただ当たり前に繰り返すなかで生まれる料理が、
人を幸せな気持ちにするのだと思いました。

書












タンボロッジに残されていた、松本光司氏の言葉。
今回もとても良い出会いに恵まれました。

ごちそうさまでした、料理長さん。支配人さん。



  【南会津 自然食の宿『タンボロッジ』】
タンボロッジは、2008年11月5日から12月25日まで、
  アンデスへの旅に出るため、お休みするそうです。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by fanta   October 28, 2008 19:56
素晴らしい!!!と思いました。
松本先生の笑顔が思い浮かびました。
2. Posted by macrobi papa   October 28, 2008 20:04
こんばんは、fantaさん。

松本先生の料理教室があって、メニューはそのとき会ったもので作られたそうです。
庭先でなんかやっているなぁと思ったら、タンポポの葉を摘んできて、料理にお使いになったとか。

その時のお品書きの最後にすらすらと書いたのが、写真の文章です。
僕はまだお会いしたことが無いのですが、機会があったら一度お話し出来たらなぁと思うんですよ。
3. Posted by すねるモスラ   October 28, 2008 20:37
この記事、さっきまで三つありませんでした?
何番目かのにコメントしたんですけど、消えてしまってますの。
シクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシク・・・三十六!
なんちゃって。
たちの悪いおばあちゃんモードに入りました。
パパさん帰って来たしぃ、こっから、掲示板ねっ!
4. Posted by fanta   October 28, 2008 21:04
シク三十六!!!いいなあすねるモスラさん。

パパさん。
アルカンシェールの料理教室で昨年は月一で
松本先生にお会いしてましたが 
とてもおだやか〜〜〜で、ほんと 
ほっとするかんじの方なんですよ。
どんだけ生徒さんがいても、慌てず騒がず 最後にはとっても美しいお膳が仕上がります。
毎回生徒さんが変わって、
手伝い方も何も分からないひとばかりなのに
先生はちっともイライラも焦りも見せないんです。
私だったら「ほれ、あれとって。なんでわからんの!!ぼけ」かなんかかましそうです。
(^^)
5. Posted by macrobi papa   October 29, 2008 08:33
すいません。僕のブログ、よく調子悪くなるので。
折角のコメント、探したのですがやはり見つかりませんでした。すいません。

パパさん、また出かけるんですけど(笑)。
6. Posted by macrobi papa   October 29, 2008 08:47
そうですね。
会いにいこうと思えば、会えるような気がしてきました。

>「ほれ、あれとって。なんでわからんの!!ぼけ」

僕の地元にそんなおっちゃんがいっぱいいます(笑)。
7. Posted by Fufu   October 29, 2008 10:20
papaさん初めてコメントします。

景色とか料理の写真からもパワーという強いエネルギーが感じられ気がするのがFufuだけでしょうか?

>里芋の皮をさっくりと揚げたフレンチフライ。

これはすぐにでも作れそう。試してみます。   

それと、ささやかなブログを近々スタートさせます。日頃尊敬するpapaさんのブログリンクさせて頂きますので、よろしくおねがいします!
*フリーと掲示されていますが、念のため書きました。    
8. Posted by macrobi papa   October 29, 2008 13:11
あありがとうございます、Fufuさん。

ブログは良いことも悪いことも、日々文章にしていくことで、いろんな気づきを頂きました。
新作料理の失敗作も、良いブログのネタになり、成仏しています(笑)。

あ、里芋の皮のフレンチフライは、良く洗って、厚めにむきます。
それに小麦粉をまぶして揚げて、熱いうちに塩をパラパラ。

小麦粉まぶさないと美味しくないです。
簡単な料理ですが、これを食べるためだけに里芋を買ってしまうくらい、旨いです。
9. Posted by FUFU   October 30, 2008 08:54
papaさんありがとうございます!

早速、里芋料理してみました。うーん、表面さくさくで、中は芋類特有のほっこり。「フレンチフライ」というところがポイントデスネ。おいしく頂戴しました。追記:My Blogスタート! 里芋君、近日に載せますデス。
10. Posted by macrobi papa   October 30, 2008 09:58
FUFUさん、いらっしゃい♪
ブログオープン、おめでとうございます。

でも、初めてとは思えないしっかりした出来ですね。
びっくりしました。
画像もすごくきれいだし、リンクもしっかり貼ってある。

ひとつだけ、文字が右に寄ったり、左に寄ったり、してしまうのが気になりました。
使うブラウザによって変わるのかな?

また、遊びにいきますね。
11. Posted by FUFU   October 30, 2008 10:42
5 papaさんありがとうございます!
えっ?! 文字が右に寄ったり…左に…(汗)。大至急修正しました。プレビュー画面で何度も確認したのですが…そんなこともあるのですね。
ご指摘なければ、気づきませんでした。
改めて感謝とお礼デス。



12. Posted by macrobi papa   October 30, 2008 18:48
すっきりしましたね、すごく読みやすいです。

たまにブログ巡りをしていると、白地に黄色文字とか、えらい読みづらいブログがあったりします。
まっかっかだったり。

読みにくいと、折角、良いことが書いてあるのにもったいないなぁと思うことがあるのです。
分かりやすいと云うのも、愛情の形ではないかと。

で、その工夫を感じさせないブログを見つけると、ちょっと嬉しくなっちゃいます。
13. Posted by FUFU   October 30, 2008 21:35
5 papaさん。感謝ー!
何かと動作が不安定なようでして…(汗)
これからもよろしくお願いします!
14. Posted by keitann   October 31, 2008 00:30
お元気ですか、
ブログ相変わらず 『猫たん』 が可愛くて読ませていただいてます、
私は11月1日に福岡食育で講演をしますが、

私には 何年か前 貴方が一所懸命勉強し理論を述べられたことが 凄く懐かしく参考になります

マクロビオティックを熱心に始められる方の悩み、これからの勉強する人の課題、今思うと本当に、その事に対し厳しかった私を反省しております。

makurobipapa(スペルが違うとお叱りを受けそうですが)の以前の記事は思い返すたびに皆さんに読んで欲しい内容だと思います、どうか時々 これからの人のためにリバイバルでもいいです、復活させてください。何故このようなことをもうすかと言いますと 娘 典子(オオガニックベース)が今回 『低血糖云々』の本を出しましたが、典子には医師としてのアドバイスが強すぎ、途中から ああこれは医学書ではないと気づき 典子の自由に任せました 貴方にもそうでしたあまりにも科学的立場から厳しいこと述べました、お許し下さい。

私自身、貴方が持っておられた疑問とか、自分で解決なされたこととか 少し時間をおくと 如何に大切なものだったか分かります。
今どうなってるのか分かりませんが お書きになった過去の記事は大切にしてください。
何か分かりませんが、トラブルが起こり記事が消えそうです また
15. Posted by タンボロッジの料理長   October 31, 2008 13:59
macrobi papa さん、先日はご宿泊、ありがとうございました。
実に楽しく過ごすことが出来て、とてもうれしかったです。
そしてまたここに、実際以上に書いてくださって、何とうれしいことでしょうか。
タンボロッジの料理は、決して渡し一人の力で出来ているのではないんですね。
素晴らしい生産者と、ステキなお客様の調和の中で生まれるような気がします。
それにしても、タンボロッジの部屋の窓からの紅葉、きれいですね。
こんなにきれいだったとは、忙しくて見逃してしまいました。
ちょっと残念!!
ではでは、アンデス研修旅行、行ってまいります。
チューニョ文化をよ〜〜く見てきますからね。
16. Posted by macrobi papa   October 31, 2008 15:50
keitann先生、こんにちは。
久々にコメントを頂いて、とても嬉しく思います。

ブログを始めてから、キツいお叱りの言葉や結構精神的にへこむコメントも頂くことがありました。
でも、その度に自分を顧みる機会を頂いたように思います。

「悪いこと」のように見えても、すべてのことに何かしら意味があり、それは起こるのだと。

そして、すべてのことには「良い」「悪い」というものはないのだと、分かりました。

それはまあ、へこみましたけど(笑)。

知識としてだけでなく、先生の言葉を通して、身をもってそれを体験出来たのではないかと思うのです。
ですから謝られるのは、逆に申し訳なく、
心から感謝しています。
17. Posted by macrobi papa   October 31, 2008 15:55
タンボロッジの料理長さん、いよいよアンデスですね。

帰ってきたら、また面白い料理のレパートリーが増えるんだろうなぁと、期待しています。

もうしばらく伺えないかと、思っていたのですが、
また近いうちに行っちゃうかもしれません(笑)。

僕も、タンボロッジのような、素晴らしい生産者とお客様の繋がりの中で生まれるお店を作りますね。
18. Posted by ちょっと嬉しいモスラ   October 31, 2008 22:59
追伸:
   今、タンボロッジさんのホームページまでと   んだら、パステルオレンジの汽車が、走って   ましたの!
   安曇野ではないし、ピンクでもないんですけ   ど…。
19. Posted by macrobi papa   November 01, 2008 07:26
タンボロッジのアクセスのあれですね。
ずいぶん探しました。

ピンクのバスはあると思いますよ。どこかに。
20. Posted by モスラ(省略形)   November 01, 2008 12:24
私のは、本当に霊感ではないのです。
うまく言えませんけど、言葉とか、雰囲気とか、その時々で感じたものと、モスラの記憶ファイルにある映像とがシンクロした時に、見えるんだと思います。言うなれば、女のカンかしら?テヘッ
ちっとも役に立たないところが、私らしいと、主人は言います。ごもっとも。
だから、あまり期待はしないでね。

ところで、keitann先生とのやりとりって、過去の記事をたどれば拝見できますの?(←興味津津)
だって、アナタ何でも知ってそうだから、ダメだしされてるとこ、見てみたいじゃない?アハハ

マクロビに理解のある御医者様は、本当に希少な存在ですね。母の食養指導は、病人さんとかご家族の方よりも、御医者様との闘いでした。皮肉なことに助かった癌患者さんの多くは、末期の方で、御医者様が「あぁ、もう何してもいいですよ。お好きにどうぞ。」って、匙を投げた方たちでしたの。

keitann先生、ブログ冬眠なさってて、残念ですわ。
21. Posted by macrobi papa   November 01, 2008 17:38
keitan先生が、正式ハンドルネームで(笑)。

えーと、風邪を引いた記事書いて、マクロやってて風邪引くやつは、罰金だ云われたのと、マクロの反作用はプラシーボじゃないの?書いて、プラシーボの勉強が足りない怒られたのと、玄米の問題点を書き上げて、そんなのはナンセンスだと云われたのと。

ああ、懐かしい(笑)。

でも、その度に自分を顧みて、ブログを通してたくさんのことを得てきました。

風邪を引いた話は、1週間くらい凹みましたっけ。
22. Posted by コンドルは、飛んでいく   November 03, 2008 14:03
アハハハハ

風邪が、ある種のデットクス症状なら、毒ためこんでることになりますもんね。
私なんて、結婚以来、毒だらけ。
keitan先生のとこに行ったら、罰金取られちゃう?

タンボロッジの料理長さんて、アメリカン・ネイティヴから、名前もらったりとかしてません?
「芋と対話する男」とか、なんとか…

出かけるのは、アンデスの方だけ?あっそ。
23. Posted by マカロニ   November 03, 2008 15:10
料理長さんは、今週、アンデスへ出立でした。

アンデスの人が、動物性なんてほとんど食べられない貧しい生活をしながら、なぜあれほどの高地に順応して生きることが出来るのか?を見てきたいと話されていました。

「芋と対話する男」、格好良いなぁ。
24. Posted by タンボロッジの料理長   November 03, 2008 22:51
こんばんわ、です。
明日、アンデスに出発します。
ところで、「芋と対話する男」
いいですねえ。こんな風に名前をつけてもらうのは。うれしいです。
でも、決して「芋臭い男」ではありませんよ。

アンデスの食文化は実に豊かで、
「動物性なんてほとんど食べられない貧しい生活をしながら」ではなくて、豊かなんだけれど、動物性のものをほとんど食べないんですよ。
つまり、何も言わずに昔から「マクロビオティック」の暮らしをしていると考えられるんです。
それを学んで来たいです。
貧しいといわれる人たちって、本当は貧しくなく、いろいろな知恵をたくさん持っていますからね。
25. Posted by macrobi papa   November 04, 2008 07:15
>貧しいといわれる人たちって、本当は貧しくなく、いろいろな知恵をたくさん持っていますからね。

そうでした。
貧しいと云う表現は適切でないですね
もっと文章気をつけないと。

むこうで見た様子、お土産話楽しみにしております。
26. Posted by 芋を食う女   November 04, 2008 09:31
モスラは、ジャパニーズ・ネイティヴの夫から名前をもらいました。…「芋を食う女」

料理長さん、いってらっしゃい!
お芋によろしく。笑

パパさん…
言葉の使い方って難しいですわね?
モスラは、野菜くずっていう呼び方に抵抗があるのですけど、つい使ってしまう時もありますもの。

言葉って、最大公約数だったり、最小公倍数だったり、同じ言葉を全く同じ質や量や重さで共有することってできないのだと思います。
使う人の、心しだいで、時には差別用語とされてるものでも、優しさにあふれていたり、逆に、その代替語として用意されている言葉の方に、悪意や侮蔑を感じることだってありますもの。

モスラは、「チビクロサンボ」のお話、大好き!
復刻されて、とても嬉しかったのですけど、息子はもうそういうお話を、喜ぶ年ではなくなっていて…残念ですわ。
27. Posted by macrobi papa   November 04, 2008 18:42
何をもって「豊か」とするか、まだまだ分かってないかな。アンデス行こうかな、僕も。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔