September 28, 2008

新作作り

『空飛ぶキッチン』の料理教室を開きました。

教室と云っても「料理を作って食べよう会」といった感じが良いです。
学ぶより、食べる方がメインになっちゃうんだけど。

タイトル












毎回、プレートの量が多い。
学生街の定食みたいです。

常連の参加者の方は、慣れててタッパーを持参してるのね。
晩ご飯作らなくて良いです。

料理教室も4回目になりました。
だんだん慣れてきたと云うか、変に緊張しなくなったので、
マイペースで、授業が進められるようになりました。


大変だったのは、試作の方です。
ふたばカフェ → sosoさんの演奏会 → 料理教室 と連続で来たから、
試作の時間がありませんでした。

スイーツは、先週、甲府のカフェ「ほん和かさん」で頂いた
【南瓜のベイクドプディング】を再現しようと思っていました。

作り方聞いてなかったので、雰囲気で作ります。

試作1号。

1号








もうなんだか分からないドロドロの表面だけ焼けた物質。
どんまい。


試作3号。

3号








南瓜に、豆腐とリンゴジュース入れると、サツマイモの味になる。
美味しいんだけどさ。
南瓜じゃ、ないのね。


試作4号。

4号








南瓜色の『豆腐』のタルト。
豆腐が猛烈に自己主張して、南瓜をKO。

お醤油をかけて、召し上がりたい感じ。


試作5号。

5号








配合の無駄をそぎ落とし、究極にシンプルにしてみた。
豆腐と南瓜のバランスが、良い感じ。

林檎シロップと玄米米飴で「キャラメルナッツのソース」を合わせて、
プディングの豆腐臭さを消します。

南瓜








『南瓜のベイクドプディング』は、粉を全く使わないスイーツです。

葛粉も入らないから、重そうに見えて、口当たりが軽い。
もう少し改良の余地があるようです。


新メニュー、研究している時が一番楽しい。
問題は、大量に残った失敗作を、どう消費するか・・ですけど。




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この記事へのコメント

1. Posted by レヴィ   September 28, 2008 10:53
こんにちは

試作を重ねること5回、すごいですね。
18cmの型ですか?
失敗作、捨てるのはもったいないですよね。

マクロビパパさんが納得のかぼちゃのプディングが出来上がるのを楽しみにしています。

2. Posted by fujitamanegi   September 28, 2008 16:10
失敗作も試食してみたかったです。
私もお豆腐を使ったケーキで成功したのがなかなか無くて。というより、私は美味しいんですが夫からOKをもらえないんですよね。
豆腐が豆腐〜!って主張してる、こんな風に加工しなくたって良いんじゃない?と言われたり・・・。
マクロじゃない人からも「うめぇ〜〜!!」と言われたい〜。
3. Posted by Akemi   September 28, 2008 17:13
はじめまして!玄米とフィチン酸で検索していて、今日初めてこのブログに出会いました。とても興味深い内容です。2006年4月10日の記事の中にあった玄米の完璧な吸水活性法はupされたのでしょうか。教えて頂ければ幸いです。そういうものが確立されているとすれば、玄米食者にとって大きな朗報だと思います。
4. Posted by macrobi papa   September 28, 2008 20:48
レヴィさん、21cmの型で最初焼いていたのですが、大きすぎるので18cmにしました。

失敗作は、摂食可能な場合に限り頂きます。
発酵系で失敗したものは、さすがに危険なので、合掌してから、成仏して頂きます。


5. Posted by macrobi papa   September 28, 2008 20:52
fujitamaさん、こんばんは。
豆腐を使って美味しいケーキですね。
じゃあ、それを考えます。

なにが良いかな。
6. Posted by macrobi papa   September 28, 2008 21:01
Akemiさん、はじめまして。

2006年6月27日の記事「マクロビと玄米 8)発芽玄米 後編」の中に恒温水吸水法というものがあります。たぶんその事でしょう。

シャトルを使った、40℃の恒温水で発芽させる方法です。
この方法では、再短時間で効率良く発芽させ、効率よくGABAを精製する事が可能です。
7. Posted by macrobi papa   September 28, 2008 21:04
フィチン酸については、その後の研究で一時的にカルシウムの吸収を阻害する事があっても、食べ続けると、その吸収率はまた回復するというデータもあるようですね。

フィチン酸を短時間で効率よく分解するために、恒温水発芽法は非常に有効です。
でも、僕はこの方法で玄米を発芽させる事をやめました。理由はいくつかあります。

まず、恒温で戻した玄米は、完全吸水時にもろく、食味がやや落ちること。
常温でも、時間はかかりますが、発芽玄米は作れます。
必ずしも短時間で完成する事が良いのではないと考えるようになりました。

そして、栄養学的に優れていることを理由に、玄米を食べなくなった事だと思います。

今は普通に、4〜8時間吸水させてから食べています。自然なのが一番良いのだと思いました。
8. Posted by fanta   September 28, 2008 21:16
わー試作品たっぷり。がんばりましたねえ・・

試作すると消費するのが大変で
つい つい 口にして太ってしまいます。
わたしは結局それ、食べることが出来るまえに
ほん和か閉店してしまいました。
パパさんのがいつか食べられるのを楽しみにしています(^^)
9. Posted by macrobi papa   September 28, 2008 21:29
こんばんは、fantaさん。

こないだからクッキーを試作していて、粉ものはちょっと入らなくなりました。
1回の試作で完成する事もあるんですけど。
まぐれです。


ほん和かさん、いつかまた戻ってこられた時に、また2人でランチを食べに行きましょうね。
10. Posted by ちえこ   September 28, 2008 21:45
うぁー、おいしそう!試作品、お味見した〜い!!

あるブロガーさんの本を見ながら、お豆腐のケーキを作りました。おいしいのかここまでしなあかんのかわからないんです。。。fujitamanegiさんの言わはるとおり、マクロじゃない人からも「うめぇ〜〜!!」と言われたい〜って気持ちがよくわかります。
macrobi papaさんならそう言われるものが作れそうですね☆
11. Posted by aki   September 28, 2008 22:06
プレートもカボチャプディングも本当に美味しそう♪
粉を一切使わないってところがとっても魅力です。

私も続けて通っているお料理会があるのですが、最近は仕事が忙しくてなかなか参加できません。
は〜、参加できる方がうらやましいです〜。
でも二兎を追うものは一兎をも得ずと言いますし、今はそういう時期なのだろうと思って焦らないようにしています。

満足のいく試作品が出来上がるといいですね!
12. Posted by Akemi   September 28, 2008 22:45
macrobi papa様
 誠実な回答を頂き大変嬉しく思いました。「自然なのが一番良いのだと思いました」を受け止め、私も自然に食べていきたいと思いました。ありがとうございました。
13. Posted by macrobi papa   September 29, 2008 16:01
ちえこさん、こんにちは。
今日、試作を食べた人から、
「うーん、これじゃおかずだね」云われました。

やっぱりプリンはつるっとした方が良いのか?
でもベイクドの素朴の感じを出したいしとか、
考えてもやもやしてます。

もう少しで良いアイデアが出そうなんですが。
14. Posted by macrobi papa   September 29, 2008 16:04
akiさん、こんにちは。

料理教室は出張出来ませんが、たまにレシピを記事にしましょうね。はい。
乞うご期待で。


(気長にお願いします)
  
15. Posted by macrobi papa   September 29, 2008 16:11
Akemiさん、ありがとうございます。

ブログをかく事で、僕もたくさんの事に気づきます。

僕は、食べ物の陰陽や栄養学を学ぶうちに、大切なことを忘れていたように思いました。

僕も美味しい玄米が炊けるように、精進して行きたいと思います。
16. Posted by pumiwo   September 30, 2008 12:55
我が家では
このテのスイーツの失敗作は小分けして冷凍、
お弁当のおまけに持っていきます。
失敗作でもなんでも
よろこんでたいらげる怪物もいます。

ベイクド・プディングのレシピが楽しみにしています!

17. Posted by macrobi papa   September 30, 2008 16:29
怪物なら、何匹か。うちにも。

失敗作でも、ホイとおいておけば、
取り合って食べます。
兄弟が多いと、こう生存競争が激しくなる傾向にあるようです(笑)。

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