May 04, 2008

デーツあん

タイトル












今日は『デーツ』を甘みに使った【デーツあん】を作りましょう。
ナチュラルでコクのある甘さ、子供に評判の良いレシピです。


 ■デーツ■

『デーツ』は、ナツメヤシの木の実から作るドライフルーツ。
あまり日本では出回っていないので、知名度も低いかも知れませんね。

でーつデーツの木















「デーツの木(なつめやし)」は、ペルシャ原産のヤシ科の常緑高木で、高さ20メートルぐらいにもなります。
中近東(イランなど)や、北アフリカで広く栽培され、砂漠のような乾燥地帯でも育ち、長期保存の効くデーツは、日常の生活に欠かせない大切な食べ物とされています。

鮮やかな赤〜黄色の実を付け、これを乾燥させた褐色ものが『デーツ』
樹齢5年〜150年位まで果実をつけますが、樹齢20〜30年頃のものが、質、量ともに最高とされます。

上質なチョコレートのようなコクと、干し柿のような独特な甘さがあり、僕のイランの友人は、これに目がない。すごく好きみたい。
甘みとしては、黒砂糖に近いと思う。


日本では、昔、干し柿をあんこの甘味として利用したと聞きます。
以前、【レーズンあん】を作ったことがあるのですが、やや酸味が出るので、好き嫌いが分かれるみたいですね。

今日の【デーツあん】は、しっかりとした甘みとコクがあり、万人受けするタイプ。
中華饅頭のファルス(具)にするために、やや甘めの配合に仕上げています。


 ■デーツあん■

とりあえず、デーツ見つけたら「買い」です。
イランに行く人がいたら、お土産はデーツにしてもらってください(笑)。

 【材料Ingredients

小豆    200g
水     400ml+200ml+α
 +
デーツ   150g
米飴     50ml
濃口醤油  小さじ2


 【作り方Recipe 

1)小豆を洗って、水400mlと一緒に鍋に入れます。
  (マスタークックの3L浅鍋を使いました)

どなべ







  中火にかけて、沸かします。

2)沸騰したら、水200mlを差し入れます。

びっくりひたひた









  これ、通称「びっくり水」
  水を差し入れることで、小豆の皮が柔らかく煮上がります。

  再沸騰したら、弱火に落とし、そのままクツクツ気長に煮ていきます。
  約1時間くらい。
  途中、小豆にヒタヒタになるくらいの水を差していきます。

3)豆を煮ている間に、デーツを刻みます。

デーツ刻む









  ひと粒を縦半分に切り、それを4〜5つに刻みます。
  刻んだら、そのままボウルにでも入れておいてね。

4)豆が指で潰せるくらい柔らかくなったら、甘みを入れていきます。
  まず、デーツをドサーっと。

デーツ投入柔らかく







  少し煮て、なじんだら米飴を入れます。
  もう少し煮て、好みの固さまで煮ていきます。

5)醤油で味をしめます。
  普通、塩を使うんだけど、醤油も深い味が出ます。

醤油投入堅さ










あんこは冷めると固くなるので、仕上がりのイメージよりちょっと柔らかいかなくらいで止めると、上手くいきます。
今回は、お饅頭にするので固めに。写真右くらいの固さ。
甘みを入れると、鍋底が焦げ付き始めるので、気をつけて。

できあがり








出来上がり。700gたっぷり。

冷蔵で1週間くらいで使い切って。
冷凍したときは、自然解凍してから、もう一度火入れ(再沸騰)させてください。

そのまま食べるには、やや甘めの配合です。
デーツの量を減らすか、米飴の量を減らすかで調節してくださいね。

で、このデーツあんが、どうなったかと云うと。

兎饅頭







僕の新しい点心【兎饅頭】
顔がどうしてもピカチュウになる。

ピカチュウ饅頭でも良いや(笑)。


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1. デーツ餡  [ AVONWOOD from Canada ]   June 15, 2009 21:48
ランチサービスの時、私のオリジナルのパンが売れました スープをオーダーされたお客さんからリクエストがあれば パンを添えて出すのですが、今日はそんなお客さんからテイクアウトのリクエスト 以前にもウェイターさんから、 「いつもお客さんからこのパンについて...

この記事へのコメント

1. Posted by レヴィ   May 04, 2008 14:03
こんにちは
デーツあん、美味しそうですね。
小豆って意外にいろんな食材と合うんですよね。
兎饅頭も可愛いですね。
私にはピカチュウじゃなくて、ウサギさんに見えます。

点心名人の餃子指南(茂手木 章著)という本を図書館で借りてみました。
2度寝かせる焼餃子の皮や、そば粉を使った皮など楽しい餃子がたくさん掲載されてます。
2. Posted by かなりあ   May 04, 2008 16:49
パパさん、こんにちは♪

デーツは知っていますが、写真のように実がなっていることは知りませんでした。
不思議な実のなり方ですよね〜。

デーツを甘味に使いますと、まったり濃厚な味になりますから、
小豆のあんこには、ピッタリですよね。

私にもちゃんと、うさぎちゃんに見えますよ〜。
3. Posted by macrobi papa   May 04, 2008 19:48
レヴィさん、こんばんは。

耳の位置と、目の位置の付け方でしょうか。
どうしても兎っぽくありません。
画像のものは、20匹くらい作った中で一番「兎」に近かったものです。
あとは。全部ピカチュウなの。

茂手木さんの本、見つけて即買いしました(笑)。
教えてくれて、ありがとうございます。
4. Posted by macrobi papa   May 04, 2008 19:52
かなりあさん、こんばんは。

デーツの栽培の歴史は古く、数千年前のメソポタミアまで遡るそうです。
旧約聖書にある「生命の樹」のモデルは、デーツの木(ナツメヤシ)だと云われています。
ちなみに「知恵の樹」は、バナナと云う説があります。

エデンの園も、ずいぶんエキゾチックな感じになってしまいますね(笑)。

兎に見えますか。
良かった。じゃあ、兎饅頭で。
5. Posted by ぷぅ   May 06, 2008 00:40
おお、デーツ餡だ。
餡にはデーツが一番合うけど、高くてなかなかリッチに入れられず、レーズンでもいっか、と妥協する感じ。(笑)
でも、この間デーツを頂いたのでリッチに入れて餡を作ったら感激の美味しさでした。
冷凍してチビチビ使ってます。

今度・・・はいつになるか分からないけど、お醤油入れたいからpapaさんレシピで作ってみまーす。

兎饅頭も可愛い♪
ピカチュウの方が子供受けはいいかも?(笑)
6. Posted by 澪   May 06, 2008 21:20

パパさん、こんばんは!
デーツあん、美味しそうですね♪
最近、玄米粉でお団子を作るのにハマッていて、丸めて丸めてコロロンと楽しんでいます(*^_^*)

今度はパパさんレシピのデーツあんを餡にしてお団子作りに益々励みたいと思います♪レーズンで作った時はあまり美味しくできなかったので再チャレンジです!!

パパさんレシピをフル活用させるべく、お料理頑張ります☆

7. Posted by macrobi papa   May 06, 2008 22:15
ぷうさん、こんばんは。
もうお歳暮とか、お中元とか、食材が欲しい感じです。
オーガニックの。

さて、デーツあん。
2袋、デーツを買ってきたのですが、一袋子供達に食べられました。

兎饅頭にすると、24匹くらい作れます。
お店屋さんで、おまんじゅうを買うことを考えると、デーツあんもリーズナブルかと思われます。
発酵生地、ぐわーっと膨らんで、かさが増えるので、好きです。
8. Posted by macrobi papa   May 06, 2008 22:21
澪さん、こんばんは。

活用して頂けるのが、何より嬉しいのです。

レシピ記事は、僕の場合、凝りすぎて手がかかるので(6〜8時間)ホント云うと大変です。
でも、作ったり、応用したりしてもらえると、次に、良い記事を書くためのエネルギーになります。

いつも読んでくれてありがとうございます。
コメントで応援して頂いて、心より感謝しています。
9. Posted by エリコ   May 07, 2008 21:42
お久しぶりのスイーツレシピいただきます

デーツって、初めて知りました

子どもも喜んで食べてくれそうですね。私もドライフルーツの食感が好きだから是非作ってみたいですね
10. Posted by macrobi papa   May 08, 2008 04:41
エリコさん、こんばんは。

デーツ、イランの友人が帰るたんびにどっさり買ってくるのでそれで食べていました。
あんこに出来るのは、知っていたのですが、レシピが無かったので作ってみました。

いっぱい出来るのが、危険と云えば危険。
11. Posted by lucia   May 08, 2008 21:02
こんばんはぁ♪

デーツ!
イスラエルでもたくさん売っていました
何者か??とよく分からなかったので購入しなかったのですが、譲ってくださった方がいらして、病気の時に頂くのよ〜。って!だから食べ過ぎない方が良いのよねぇ〜と♪言われたのに美味しくてあっという間に無くなりました!

記事を読む前に小豆をデーツで煮たのですけど
すっっごい甘くなって、びっくりでしたぁ!
papaさんの記事にもなっていたので、またまたびっくりです
papaさんのレシピでも作ってみよう!と思いま〜す
12. Posted by macrobi papa   May 09, 2008 08:34
おはようございます、luciaさん。
米飴とデーツの効果で、しっとりとしたあんこが出来ます。中華包子には、このしっとり感が良い感じです。

僕の近所はデーツが、手に入らないので、渋谷・青山までわざわざ買いにいかなければなりません。
うーん。遠い。
13. Posted by aki   May 15, 2008 20:34
こんばんは。
やっと念願かなってpapaさんのレシピでデーツあんを作りました。
一緒に煮るだけですごく甘く美味しくなるのですね。
何度か目分量で作っていつも失敗していたのでとても嬉しいです。
今日の日記で文中リンクさせていただいたのですが、もしご迷惑だったら言ってください。
事後報告ですみません。
14. Posted by macrobi papa   May 16, 2008 08:40
akiさん、リンク歓迎です。
レシピも掲載して頂いて構いませんよ。

美味しく出来ましたでしょうか。
作って頂いてありがとうございます。

なにかに応用するのに適したあんこです。
これを使って、またなにか美味しいのを作ってみてくださいね。
15. Posted by PALMYRA(パルミラ)   June 23, 2009 17:09
初めまして、PALMYRA(パルミラ)のたけと申します。
ブログ記事を楽しく拝読させていだき、
是非とも「デーツ専門店PALMYRA(パルミラ)」知っていただきたくコメントさせていただきました。

PALMYRA(パルミラ)では、「Sucre(シュクル)」という名前で取り扱っております
デーツはまさしくブログ記事にありました「黒砂糖」に近いことからこの名前が来ております。
(フランス語で黒砂糖を「シュクルノワール」といいます)

Sucre(シュクル)
http://palmyra-dates.com/product/sucre.html

是非とも皆様にデーツのおいしさを知っていただきたく新商品の開発も行っております。
どうぞPALMYRA(パルミラ)をよろしくお願い申し上げます。

※本コメントが管理人様サイトに不適切な場合は、お手数ですが削除いただけますようお願い申し上げます。

PALMYRA(パルミラ)
http://palmyra-dates.com/
16. Posted by macrobi papa   June 23, 2009 19:26
宣伝付きましたね(笑)。

でも、ちゃんと記事読んでくれてるから、良いですよん。
17. Posted by PALMYRA(パルミラ)   June 30, 2009 11:53
管理人様

PALMYRA(パルミラ)のたけと申します。
先日の宣伝コメントをお許しいただきまして誠にありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

PALMYRA(パルミラ)
http://palmyra-dates.com/
18. Posted by macrobi papa   July 01, 2009 01:00
どういたしまして(笑)。

デーツは、まだマイナーな食材ですが、いろいろ応用の利くものですね。
まだたくさんのレシピの可能性があると思います。
もっと広まっていくと良いですね。

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