December 03, 2006

大きな蕪とおじいさん

今週の土曜日は息子の通う保育園で『学芸会』があります。
子供達で練習して、ちょっとした寸劇をするのです。

お調子者で、人前に立つのが大好きな息子@4才にとって、
学芸会はもってこいの場、なんですね。

おおきなかぶ








去年の学芸会、題目は「おおきなかぶ」。
息子は<おじいさん>の役を、もらってきました。

【12月3日 追記しました】


ロシアの民話<おおきなかぶ>は、畑に出来たおおきな【お化け蕪】を、
おじいさんとおばあさん、その犬と猫とネズミで力を合わせてひっこ抜く話。

『おじいさん』といえば主役じゃないですか!
うちの息子もやるもんだ♪・・なんて夫婦二人で喜んだものです。


そして、学芸会の日。
<おおきなかぶ>の寸劇が始まりました。

「おぅ、なんて大きな蕪だろう」

さっそく息子の出番です。
息子の晴れ姿を撮るべく、父はカメラを構えます。


ン!?

しかし、袖から出てきたのは「3人のおじいさん」
そのうち、一人が息子。
3人でうんしょ、うんしょ、やるけど蕪は抜けません。

「うーんだめだ。よし、おばあさんを呼ぼう」

おばあさん、3人登場。
孫も3人。合わせて9人。

「うーんだめだ。よし、犬を呼ぼう」

犬が4匹登場。合わせて9人と4匹。
ステージ上、すでに満員御礼。

その後、猫3匹とネズミ3匹がゾロゾロと呼ばれて出てきました。

蕪を引っこ抜く、大行列。
そして9人と10匹の大円団。感動のフィナーレ。
父あっけにとられて、カメラ回す間もなく終了。
ああ・なるほど。主役とか無いのね・・


今年の学芸会、息子はまた何か役を頂いたらしい。

僕 「今年は何をやるの?」
息子「うーんとね・・イチゴ」

イチゴ。果物のイチゴですか?
お友達に聞くと、彼はチョコレートケーキをやるらしい。

ママ「なんでも好きな食べ物をやるみたい、ユウはイチゴが良いんだって」
僕 「・・・今年の劇って何?」


どうやら、【はらぺこあおむし】をやるらしい。

はらぺこあおむし








これ(↑)、エリックカールの挿絵が美しい絵本界、不朽の名作。

つまり息子は青虫に喰われるイチゴの役。
少なくてもカッコイイ役では、ない。

今年の学芸会、息子がどのように喰われるかが、みどころ(笑)。


 ■追記・学芸会の様子2006■

えー、やっぱり出ました青虫が6匹。
あとはイチゴやら、ぺろぺろキャンディーやら。

お菓子や食べ物役の子供達は、青虫に食べられます。

青虫(↓)。

はらぺこあおむし実物








保育所の先生の力作。
エリックカールのビビッドな色彩を、実写版で忠実に再現。

これをお菓子役の子供達がくぐって、「まだまだお腹はぺっこぺこ」と台詞。
で、うちの息子(↓)。

はらぺこあおむし実物トムス粉







くぐり抜けるなり、「轟々戦隊☆ボウケンジャー」と叫び、力強くガッツポーズ。

・・息子よ、お前が台詞云わないと次の子が困るだろう。


vegetus at 02:02│Comments(12)TrackBack(0)clip!日々のあわ 

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この記事へのコメント

1. Posted by ぢゅん   December 01, 2006 10:09
わあ!大きなかぶ!小さい頃から大好きな絵本でした。大人になってテレビの仕事を始めたとき、作者の彫刻家佐藤忠良さんにインタビューできる機会があり、大喜びして仕事に望んだのを思い出しました。
彫刻はものすごく体力がいる仕事なので忠良さんもパワフルな方なのですが、物を見る目線がとても穏やかでやさしい方でした。
2. Posted by chukujen   December 01, 2006 11:58
はじめまして。
トラックバックしたのですが、どうやら私の設定が悪いのか、
それとも楽天さんの不備なのか、表示されないのです…orz
なので、あらためてご挨拶がてら、書き込ませていただきました。

ところで、最近の幼稚園や学校では、
「なんでウチの子が主役じゃないのよッ!!」というクレームがあるため、
オンリーワンの役は与えられないことがあると聞いたたことがあります。
桃太郎もすっげー大きな桃から15人くらい登場!とか。
なんだかなぁ。

マクロビ新米以前のワタクシですが、
これからもちょくちょく覗かせていただきますね♪
3. Posted by ちゃんじゃ娘   December 01, 2006 22:38
こんばんわ☆
昨夜はお邪魔致しました!!
肉・魚よりも、泡盛と野菜とチャンジャが好きな
チャンジャ娘です(笑)
学芸会のお話、微笑ましい!!デス♪
【腹ぺこあおむし】のお話、大好きです!
私が幼稚園の頃、よく読んでました。
最近では、雑貨屋さんに行くとグッズがありますよ!
楽しみですね!

早いもので12月ですね・・・。
何かと忙しくなるので、チャンジャを食べに行ける時間があるかどうか・・・★
なので、チャンジャは無理でしたが、先日ノンカフェインの珈琲を頂いて帰りました!
忙しくても、いつも我やサンで飲んでる珈琲で頑張ろうかと・・・!!!

4. Posted by マクロ美風   December 02, 2006 13:07
papaさん、こんにちは。
何だか、久しぶりの書き込み。

保育園・幼稚園・小学校では順位をつけなかったとしても、一歩外に出ると、しっかり競争社会にさらされて育ちます。
子供は、それを敏感に感じ取って矛盾をかかえ、親の心も揺れ動き、みんなが自信喪失になってしまう・・・。

こんな時こそ、魔法のメガネの羅針盤で育ててあげたいですね。

5. Posted by macrobi papa   December 04, 2006 18:36
こんばんは、ぢゅんさん。

せっかくですので、佐藤忠良さんの挿絵ものせてみました。
佐藤さんはwikipedia(インタ−ネット上の辞典)にも載るくらいの素晴らしい才能をお持ちの方ですね。

この話で出てくる2冊の絵本は、どちらも子供達の大のお気に入りです。
6. Posted by macrobi papa   December 04, 2006 18:41
こんばんは、chukujenさん。

桃太郎15人はすごいですね。
もはや、どこを見て良いのか・分かりません。
鬼が100人くらい出ないとバランスがとれないですね。

学芸会は楽しかったですよ。
子供達の演技を見ながら、鼻の下を伸ばしていました(笑)。
7. Posted by macrobi papa   December 04, 2006 18:46
こんばんは、塩辛娘さん(笑)。

先日は、ありがとうございました。
あおむしの蝶に孵化する最後のシーンは素敵ですね。
エリックカールの絵本はどれも色彩がキレイです。

例の盛り合わせは、裏メニューに入れときますね。
8. Posted by macrobi papa   December 04, 2006 18:55
こんばんは、ふうさん。

競争社会ですか。早かれ遅かれ子供達はそこで生きていくことになるかもしれません。

その中で一番を目指すのも良いでしょう。

でも「ひとより上」を望む心は満たされることがありません。いつか争うことにも疲れてしまいます。
他人のものを奪うことがなくても、今持っているものだけで
人は十分に幸せになれるんですけどね。

僕も、それを良く忘れてしまいます。




9. Posted by piyo   December 05, 2006 22:03
papaさん、こんばんは☆

大きな蕪、私が幼稚園の時にもありました!でもやっぱりどのお話も主役が途中で変わったりして2、3人はいました。そうそう、小学校の運動会の種目の一つに鼓笛パレードというのがあったのですが、ある年は指揮者が2人もいたりしました…  公平にしているつもりでもまたさらにその中で(つまり同じ役の中とか)競争になったりしちゃうんですよね、私のが上手いわよ!なんて。笑
どこにいっても競争というのはなくならないものですね。今の現状に満足することってとっても難しいかも。
私はいつもそれを忘れちゃって後から気付くタイプです(汗)
ふふ♪「轟々戦隊☆ボウケンジャー」って叫ぶなんて、将来はきっと大物ですね☆
何だか生意気に書いてしまってすみませんでした!
10. Posted by 舞   December 06, 2006 10:15
パパさんの子供かわいいなぁ。

クラスの人数分の役があるストーリーなんて、そうそうないから、数人が同じ役を演じるのはある意味しょうがないかも?

貧富の差や成績の優劣など、比べるのが当たり前になってるけど、古い考えですよね。
競争は全ての争いの始まりなので、助け合いとか分かち合う方向に世の中の注目が行くと良いなって思います。

夜安心して眠れる家があることや、お腹がすいたら食べ物が簡単に手に入る事や、いつでも蛇口から”安心して飲める水”が出ることも、今の世界全体から見たらものすごく限られた人々の特権。
全ての人の基本的な権利であるはずなんですけどねぇ、、。

って、考え込んじゃう。どうして学芸会から!?
11. Posted by macrobi papa   December 06, 2006 23:12
こんばんは、piyoさん。
ごめんなさいね、僕の重いコメントのあとに書くのって、大変だったでしょう。

息子はやさしい子なのですが、いまいち落ち着きがありません。そういうところも僕の幼い頃にそっくりで、苦笑いしてしまいます。

大物になることを願います。
12. Posted by macrobi papa   December 06, 2006 23:21
こんばんは、舞さん。
うーん、なぜかそんな感じの話に落ち着きました。

でも大切なことですね。

共存と共有の社会は理想的ではあるのですが、実現するとしたら、かなり私たちの常識をひっくり返した社会になるかもしれませんね。

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