February 25, 2006

陰と陽 LV 1 陰陽の基本的性質

 ■マクロビオティックと陰陽■

「陰陽いんようの考え方は古代中国で生まれたもので、日本にも古くから伝わっていました。映画【陰陽師(おんみょうじ)】の主人公・安倍晴明が、使っていたのも一応、陰陽ですし。あのくらいの時代(奈良・平安時代)には、もう日本にあったんですね。
(日本に伝わったのは6世紀頃だと云われます。聖徳太子が生まれた頃です)
マクロビオティックの陰陽を極めても、式神とか呪術とかは使えませんが…


さて、陰陽とはなんでしょうか?

<宇宙>から<米粒ひとつぶ>まで、すべてのものに含まれる
プラスとマイナスのようなもの、これが陰陽です。


ひとつのものの中に陰と陽の両方があります。
2つを比べて、そのどちらかが強い方で、
それを「陰性である」と言ったり、「陽性である」と言ったりします。
(つまり陰性のものにも陽性が入っています。比べて陰性が強いということ)

陰と陽はちょうど【対立】する関係にあるんですね。
昼と夜、表と裏、などです。
陰性と陽性を見分けるにはいくつかのポイントがあります。


    陰yinの基本的性質は 【遠心力】

 マクロビオティックでは「陰性」は【遠心力】です。
 中心から拡散する(外に広がっていく)性質を持ちます。

 地球の中心からも遠ざかるように力が働くので、陰性の物質は
  伸びていくように変化します。【上に伸びていく性質】
  陰性の植物も、天に向かって(上へ)育ちます。

 「柔らかい」「冷やすエネルギー」
  秋や冬、地、暗、静、前、裏、潤、抑制、女性が“陰”です。
  紫・青・緑 は「陰性の色」。
  甘い・酸っぱい・辛い は「陰性の味」。


    陽yangの基本的性質は 【求心力】

 マクロビオティックでは「陽性」は【求心力】です。
 中心へと収縮する(内に集中していく)性質を持ちます。
 地球の中心へと向かうように力が働くので、陽性の物質は
  沈むように変化します。【下に伸びていく性質】
  陽性の植物も、地に向かって(下へ)育ちます。

 「堅い」「温めるエネルギー」
  春や夏、天、明、動、後、表、乾、興奮、男性が“陽”です。
  赤・黒・オレンジ・黄色 は「陽性の色」。
  苦い・塩辛い(鹹) は「陽性の味」。


ひとつのものに陰陽の両方が含まれていて、そのバランスは常に変化しています。

また、見方を変えると陰陽が変わることもあります。
上の表では男性は「陽性」になりますが、男だからすべてが陽性というわけではなく、その中に陰と陽を含んでいます。

 例えば「お腹」は陰性、「背中」は陽性です。

同じ男性でも「ひょろっと背の高い人(陰性)」と「がっしり背の低い人(陽性)」に分かれますし、大人に比べて小さくて活発な男の子は、より「陽性」。

何気ない毎日にも「陰陽」はいっぱいです。

「これって、陰陽どっちだろう?」と考えていると、何が陰か?何が陽か?
少しずつ分かるようになってきます。

「すべての物には存在する理由があり、その理由とバランスを知り、
 それを活かしきること」
・それがマクロビオティックです。

陰陽のバランスを取れるようになると、マクロビも<達人レベル>ですね。




トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by fujitamanegi   February 25, 2006 09:55
やった、一番乗りだ!

陰陽。「遠心力」「求心力」。
本で読んではいるのですが、やっぱりまだよく分かりません。
わからないことがもどかしいです。なのに、日々は相変わらず淡々と過ぎていくし。

やはり春から教室通おう。独学には限界があるのかな。(私だけ??)
あ、でも元気ですよ〜。papaさんが復活なさってくれて、本当に嬉しいです!感謝します!!
2. Posted by macrobi papa   February 25, 2006 12:12
こんにちは、fujitamanegiさん。

「24時間の壁を破る!」でも書きました。
限界はないです。
限界ってのは、自分が決めた「もうダメだ」のライン。

僕もほとんどが独学ですよ。
でも、やっぱり学校には通いたいです。


あ、一番乗り。おめでとうございます。
3. Posted by 鍼★美人   February 25, 2006 19:39
こんばんは
インヨウさ〜ん
私は 職業柄陰陽については 完璧に把握しております
・・・と言いたいのですが・・・
???の事も多いんですよね〜
理論、哲学ですから 基準があって展開し組み立てられた物
でも 何で???って 解消していない事あります
たとえば『女性が陰』とか『左が陰』とか・・・
そして 中医学と微妙に違う点があって 混乱させてくれるんですよね
本当に奥が深いです
基準をしっかり把握しないと迷子になります
だから『おもしろい』ですよね
これからも よろしくお願いします
4. Posted by maririn   February 26, 2006 00:04
マクロビパパさんこんばんわ。
陰陽というのは食べ物だけではなく、感情やあらゆる物事にもある性質だったんですね。
食べ物でいえばトマトは上に向かって育ち、体を冷やす食材で、大根は下に向かって育ち、体を温める食材ですよね。なるほど〜つながってきました☆(マクロビ知識が乏しい私なりに。笑)
陰陽のバランスを保つためにはその性質を知っていかす…マクロビって深いけれど学んでいくとおもしろそうですね!!               あ、今日はパパさんの記事にあったクレヨンハウスに行ってきましたよ!!有機野菜って本当においしいです♪体にもおいしいものを食べると、なんだか気持ちも前向きになります。(気のせいかな…?)
5. Posted by macrobi papa   February 26, 2006 08:45
おはようございます、鍼美人さん。
本職の方に語れるほどレベルは高くありません。
今レベル4くらいですか・

中医学との違いは、難解ですね。
両極の性質の基本的な捉え方が、その差異を生むようです。
マクロビは【遠心力】で陰性を捉えますが、中医学は
【水】の性質で陰性を捉えるようです。
これが例えば、陰性は「上」「下」に分かれる視点の違いを生みます。そのものを物質的に捉えるか?エネルギーとして
捉えるかの違いです。
・・自分で書いていて、ぜんぜん分からないですね。

今度、記事にまとめます。
6. Posted by macrobi papa   February 26, 2006 08:53
maririnさん、有機野菜はやっぱり味も良いです。
美味しいものを食べれば、やっぱり元気になりますよね。

体を温める(冷やす)作用は、マクロビの陰陽と必ずしも
一致しないような気がします。
僕は別の物として考えていますが、答えが出ません。
例えば「しょうが」は強い陰性、でも体を温めます。
発汗という点では、確かに拡散(陰性)の性質ですが
体を冷やす食材か?と聞かれれば、NOです。

たぶん視点の違いという物で、複雑になってしまうんだと思うのですが。

陰陽の記事のコメントは、難しくなりがちですね。
でも、意見をお持ちの人がいたら、是非聞いてみたいのです。
7. Posted by rurikoi   February 26, 2006 09:46
むずかしいことはわからないのですが

「陰 極めれば陽になり 陽 極めれば陰になり」

という言葉があります。
8. Posted by macrobi papa   February 26, 2006 15:05
さすがです。rurikoiさん。
せっかく素敵なブログをお持ちなのに、
リンクを貼られないのですか?
9. Posted by もとよし   February 28, 2006 14:01
 はじめて コメント致します
 簡単に言うと 陰陽 韓国の国旗ですね。 青と赤の混ざる途中みたいな・・・物事は表裏があり虚実がある、
 何事もメリット デメリット が ある、
 長所が短所だったりする。 ぐるっと一周まわれば 同じと言うことかもしれません。
10. Posted by macrobi papa   February 28, 2006 21:15
はじめまして、もとよしさん。
陰陽から見るということ。
その視点の切り替えも、マクロビを通じた悟りの、
最初の一歩のように感じます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔