September 28, 2005

小豆カボチャ・最終強化計画

人類を「むくみ」から救うためのプロジェクトX。

今日は小豆カボチャの薬効を強化してみましょう。

小豆カボチャ



<小豆カボチャ>は、マクロビオティック料理の基本レシピのひとつ。
腎臓系の病気の特効薬になるといわれているお料理です。

材料はいたってシンプル。
「小豆・カボチャ・塩・水」だけ。
 (作り方はこちら→【どんぶり小豆カボチャ】

美味しく作るコツは、出来るだけ良い素材を使うこと。
デパートの北海道展で見つけてきた「栗マロンカボチャ」で作った時は、
そらもう旨かった。

「初秋」はカボチャが旬を迎える季節。
小豆カボチャもより美味しく作れますよ。

小豆煮















・・・ところで、
人によっては、小豆カボチャに「昆布」を入れる人がいます。
なぜでしょう?


1)「ダシが出るから」
  必ずしも「ダシの味」が必要ではない気がします。
  精進料理も基本的にはダシを使わないというし。
  昆布入れなくても、美味しく作れますよね。

2)「小豆が早く柔らかくなるから」
  より強い陽性の「昆布」が「豆」と陰陽で引き合って、豆が早く煮えるそうです。
  僕のお店でも「豆」を煮るときは昆布を入れてました。
  でも<小豆>は吸水なしでも使える「豆」。
  グツグツ煮てるうちに、普通に柔らかく炊きあがります。


実は、「昆布を入れる理由」はもうひとつあるんです。

<海のもの>である昆布と、<山のもの>である小豆。

「海のもの」と「山のもの」を組み合わせると、相乗効果で
それぞれの薬効がより強く働くんです。

漢方薬の調合も、この「海」と「山」の<掛け合わせ>を基本とします。

「小豆」には強い<解毒作用>があります。
毒蛇に噛まれても、「生の小豆の粉」を水でガブガブ飲むと「毒」を中和できます。
また、むくみを改善し、血圧を下げる<利尿作用(お小水からどんどん悪いものを出す働き)>
もあります。この利尿作用は小豆の皮に含まれる「サポニン」の働き。
サポニンは「豆のアク」の成分でもあるので、ゆでこぼしはしません!

「昆布」にも利尿・解毒の作用があります。
体を強め、腸と血を浄化します。

ついでに「カボチャ」にも利尿・解毒の作用があるんですね。
胃腸を養い、体を強くします。

どの食材にも共通するのが「利尿・解毒」。
3つが掛け合わさって、より強力な<小豆カボチャ>になるんです。
薬効を期待するなら、塩だけで作るのがベストです。
甘いのが良ければ「黒砂糖」を使うと、小豆の「古血を浄化する働き」を
強化します。逆に「白砂糖」は薬効を打ち消してしまいますので、
使わないようにした方が良いでしょう。


さて、次に小豆カボチャを作る時、皆さんは昆布を入れるでしょうか?

「利尿」とか「解毒作用」は、あくまで知識として。
薬効に捕らわれすぎると、食べ物がビタミン剤に見えてきます。

「<掛け合わせ>という働きもあるんだ〜、へえ〜。」
って感じで記事読んでもらえるといいな。
昆布を入れる理由を知ってて使うのと、知らないでただ入れるのでは
大きく違ってくると思うのです。

プラシーボ効果(小麦粉も薬だと思えば薬効がある)も働いて、
いつもの小豆カボチャもキラキラ輝いて見えるかもしれませんね。




vegetus at 05:39│Comments(27)TrackBack(4)clip!マクロ本 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆみまま   September 28, 2005 06:43
おはようございます。

小豆かぼちゃ、いつかの記事で見て以来、我が家の定番メニューです。昆布は入れてなかったです。子供の味に合わせてキビ砂糖を少し入れて、ホクホクにできると好評です。
知ってしまったら、昆布入れたいな〜。黒砂糖と昆布で煮てみます。
素材によって味も違いますよね。地元でとれた新鮮な野菜はたいていおいしくいただけるけど、かぼちゃの味は種類や産地で大きく違う気がする。栗マロンかぼちゃ、「そら旨いん」ですか・・。食べてみたい。

ところで、papaさんのレストラン来月はじめに20年ぶりの友人と一緒に行きます。たのしみだな〜。
2. Posted by ちゃこ   September 28, 2005 16:54
papaさん、こんにちは。

小豆かぼちゃ。。。毎日食べています。
でも、今まで何回も作りましたが、『そらもう旨かった!』と言うものが出来ません。
温かいうちは豆もそれなりに柔らかく『やったか。。』と思うのですが、
常備菜として冷蔵庫に入れちゃうと全体的に硬くなり、二日目には『あれ?』ってなってます。
皆さんはそのつど温めているのでしょうか?

私は塩のみですが、黒砂糖も美味しそうですね。。。
甘かったら、主人も息子も食べそうです。
次回、試してみたいと思います。
3. Posted by メイコ   September 28, 2005 19:24
しばらく小豆カボチャを作っていなかったので、
これを見てまた作りたくなりました。
カボチャ買おうっと。
私は昆布入れます。
あんこを作るために小豆を煮るときも、入れます。
あんこの時は、入れたままつぶして、
あんこに混ぜてしまいます。

ちなみに蓮根好きの私は、
小豆蓮根も作ります。
もちろん塩味で。
4. Posted by akko   September 28, 2005 22:48
北海道の栗マロンかぼちゃ、絶品ですよね。
私もつい先日一箱お取り寄せして毎日その美味しさに酔いしれております。
やはり素材が美味しいと小豆かぼちゃも美味しいですよね。
私は昆布を入れて作っています。
その昆布が美味しくって最初に頂いています。

以前ですが大納言カボチャという贅沢をしたことがあるのですが、よろしくないのでしょうか?
papaさんのコラムは為になることばっかりです。
いつも本当にありがとうございます。
5. Posted by haruna   September 28, 2005 23:30
初めまして。けっこう前から密やかに拝見しております。
今脱ステ&漢方でアトピーがひどく前から気になっていたマクロに挑戦中です。でもまだ玄米とみそ汁のみくらいなんですが…小豆かぼちゃ是非つくりたいっ砂糖中毒でもある私は今さつまいもとかかぼちゃで我慢中です。もちろん美味しいけどでもやっぱりチョコとかケーキとかじいーっとみちゃいます。今日チャヤ・新宿店に行きましたっ初マクロ外食だったので緊張しました。このキッチンにパパさんがいるのかも…って思ってました。パスタランチにひじきがつくところがさすがマクロビって思いました。コーヒーの時の豆乳がとっても美味しくておもわず買って帰りました。
これからも楽しみにしています。
小豆カボチャは何回も作りました。
糖尿を気にしだした夫 インシュリンを作るすい臓には小豆カボチャだって
久司先生の本「マクロビオティックをやさしくはじめる」に出てましたから。
それはもう大量に作って 茶碗一杯くらい
毎日のように玄米とともに食べてました・・・(笑

でも毎回同じようには出来ないんですよ
水っぽくなったり 小豆がちょっと固めだったり
お塩だけの味付けには最初物足りませんでしたけれど
慣れればOK!!

それが効いたのかどうか 夫の血糖値
今は正常値になってます。

食べ物で体の調子って変わるんだって
その時本当に実感しました。

またいろいろなお料理挑戦していきます。
いろいろ教えてくださいね。
7. Posted by チェルシー   September 28, 2005 23:49
上のコメントチェルシーからです。
名前がおかしい・・・・どうなちゃったのかしら??
8. Posted by ぢゅん   September 29, 2005 13:19
papaさん、こんにちは!
今日、papaさんの小豆かぼちゃレシピ見ながら、挑戦します!
今うちには大納言と栗かぼちゃとサハリンの昆布が見事にそろっております!
母もpapaさんのブログ見て作る!と言っておりました。いつも為になる記事をありがとうございます。
9. Posted by 鍼美人   September 29, 2005 13:20
こんにちは。
小豆とカボチャの煮ものって、
別名『いとこ煮』って言いませんか?
私自身はあまり作らないので、久々に食べたくなりまた。
(小豆あったかなぁ〜)
カボチャは〜個性が強い素材〜と思います。
カボチャだけで炊く時は、カボチャ自体の水分で水を入れたり必要でなかったりと・・・。
私は、水分少なめホックリした加減の炊きあがりが大好きです。
女性は、生理前&中に小豆を取ると良いですよ。
って、マクロビオティックを実践している皆さんは、ご存じですね。
**
よろしければ、リンクさせて頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。
10. Posted by kodamacro net   September 29, 2005 16:37
Papaさんこんにちわ!

美味しいそうな小豆カボチャですねぇ。
私も昔は良く作りました!

糖尿病の人は、ネギのヒゲ根を入れるとよい
とよく言われますが、本当なんでしょうか?
誰か試してみてください。

でも最近ひげ根の付いたネギなんて売ってま
せんよね。
自分で作るしかないか…。
11. Posted by hina   September 29, 2005 18:35
おいしそうですね〜♪
私も小豆かぼちゃの記事、書いてみました。
2004年2月の記事です。
http://pina.blog.bai.ne.jp/?month=200402

私の父の糖尿病は、あずきかぼちゃで治りましたぁ!
一慧先生の本にネギのひげ根を入れると書いてあったので、
手に入るときは入れてます。

ネギのひげ根って、お味噌汁のお出汁にすると、メチャメチャおいしいですよね〜☆大好きです☆
12. Posted by mqcrobi papa   September 30, 2005 01:32
こんばんは、皆さん。
ちょっと奥さんがマタニティブルーになってて、今日は
ブログの時間が取れなくなりました。
ちょっとフォローしてあげないと・
う〜ん。参った。

お返事かけないのは心苦しいです。
すいません。


13. Posted by なかなか   September 30, 2005 07:23
ブログの読者はとても大切です。
でも奥さまと比べるとどうでしょうか?
答えは明らかですよね。
返事は返事の書けるときだけでいいと思いますよ。
14. Posted by りょう   September 30, 2005 21:59
パパさん、こんばんは。

わたしは、妊娠も出産もまだ経験がないですが、
タイヘンなものなんですね。

ずいぶん涼しくなってきましたね。
パパさん、奥さま、お子ちゃま
お体とおこころお大事に。

あんまり無理なさらずに、
どうぞご自愛くださいな。
15. Posted by 花香   October 01, 2005 00:56
papaさん、こんばんわ。
奥様ブルーなんですね。きっとパパさん優しくしてあげてるのでしょう!(笑)
秋は冷え込みますからお大事にしてくださいね。

小豆カボチャ私も最近は大注目。
なにしろ冷え性で、むくみがちなのですから!
色々と為になることありがとうございました。
週末はたっぷり作って玄米と共にいただこうと思います!

久司先生の講演会行ってきましたよ。
やはり食の大事さを実感!でした!
16. Posted by minmin   October 01, 2005 09:59
奥様いかがですか?
でもブルーを共感して分かち合ってくれるパートナーが何よりの薬なのできっと回復は早いと思います。

私も九司先生の講演会に行ってきました。
花香さんの情報のおかげで、何とか平日に休みをとれました。

ご存知かとは思いますが、10/29(土)13:30-にも渋谷で九司先生の講演会があります。
未病jpというところが主催です。
参加費は会員\4500、一般¥6000で定員300名とのことです。

連絡先は・・・すみません検索サイトで「未病」で出てくると思います。

PaPaさんは逆に土曜日は休みにくいでしょうが・・・。
17. Posted by ぢゅん   October 01, 2005 12:53
papaさん、奥様の具合はいかがでしょうか?
夫の愛が何よりのお薬ですね、お二人ともご自愛下さい。
papaさんの小豆かぼちゃの記事を見て、作ってみました。記事の中にpapaさんのお名前をお借りしたので、トラックバックさせて頂きました。
ありがとうございました!
18. Posted by kimcake   October 01, 2005 19:17
今まで昆布出汁無しで作っていました。
パパさんのレシピを参考に甘味を加えず
炊いてみました。ほっこりうまうまです。
ありがとうございました。
19. Posted by Paula   May 15, 2006 05:09
Great work!
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20. Posted by Diana   May 15, 2006 05:09
Good design!
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21. Posted by 千葉の日帰り温泉   August 14, 2007 09:05
小豆カボチャ、我が家でもやってみます!
22. Posted by macrobi papa   August 16, 2007 00:49
千葉の日帰り温泉さん、はじめまして。
強力に印象に残るハンドルネームですね。

作られたらぜひ感想などお寄せ下さい。
23. Posted by anko   April 18, 2010 00:04
はじめまして、papaさん。
密かにファンで、毎日愛読しています。

自分がもしや低血糖症かと思うことがあり、小豆かぼちゃを常食しています。

質問なのですが、小豆とかぼちゃはやはり一緒に炊いたほうがいいのでしょうか。

かぼちゃも小豆も別々に圧力鍋で炊き、食べるときにお皿に一緒盛りして食べています。

そのほうが、美味しく感じるのと、他にもそれぞれ料理にアレンジしやすくて便利なのです。

「小豆かぼちゃ」としての効果を期待するなら、やはり一緒に炊き上げるほうがいいのでしょうか。。。
すみません、素人な質問で。。。ぶしつけなコメントを、お許しください。

24. Posted by macrobi papa   April 18, 2010 00:39
うーん、食養については、専門家ではないのできちんとしたアドバイスは出来ないのです。

以下、私見ですが。

異なった複数の食材を、鍋の中で加熱(熱エネルギーを加えること)によって、その陰陽を調和し、食材の持ち味を最大限に引き出すのが、マクロビオティックの調理法の考え方です。

実際、豆を炊くときに昆布入れると、美味しいです。

でも、小豆で南瓜の何かを引き出しているような感じはありませんし、小豆の水分でついでに南瓜を蒸しちゃったような感もありますし・・。
柔軟に物事に取り組まれて、良い思います。

絶対的な正しさはないと思います。
強いて云うなら、美味しいのが正しい思います。

違うよ。云う意見の方がいらっしゃいましたら、
是非コメント下さいね。
25. Posted by anko   April 18, 2010 23:00
papaさん、ありがとうございます!

「美味しいのが正しい」に気持ちが軽くなりました!
そうですよね、モヤモヤしながら食すより、「美味しい♪」と笑顔になるほうがいいですよね。

ありがとうございました、明日も張り切って小豆かぼちゃ食べます♪

26. Posted by たこまる   September 30, 2011 16:09
4 良く参考にしてます。

小豆カボチャ…塩入れるタイミングを逃してしまったのですが、後で味見してみると、幸せな甘みを感じました。


塩を入れ忘れた、小豆カボチャの効果は塩を入れたモノより栄養価は低いのでしょうか?


27. Posted by papa   October 01, 2011 14:43
適量の塩を適切なタイミングで使うと、素材の持ち味を引き出します。
美味しい料理を作るための、道すじのひとつ思います。

いろんな道すじがある思います。
どれが、正しいと云うのないのかもしれません。

美味しいが正しい、思うんです。
だから、今回のケースも、OKかと。

人生いろいろありますもん。
たこまるさんのおおらかな感じ、良いと思います。

れしぴ、作ってくださって、ありがとうございます。
また、お店作りが落ち着いたら、れしぴ書きますね。

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