July 28, 2005
催事7日目 【マクロビで催事は売れるか?】
おはようございます。
健康的な早朝ブロガー・パパ@マクロビ、
すっかり催事(デパ地下に出店すること)の人です。
今日で1週間ぶっ続けで<催事漬け>でした。
毎日、3000回くらい「いらっしゃいませ」云ってると
さすがにレベルが上がります。
たぶんこの仕事で、食べていけるようにはなりました。
今日は【マクロビで催事は売れるか?】の話。
健康的な早朝ブロガー・パパ@マクロビ、
すっかり催事(デパ地下に出店すること)の人です。
今日で1週間ぶっ続けで<催事漬け>でした。
毎日、3000回くらい「いらっしゃいませ」云ってると
さすがにレベルが上がります。
たぶんこの仕事で、食べていけるようにはなりました。
今日は【マクロビで催事は売れるか?】の話。
いつもキッチンで働いているから
商品知識があるのは当たり前。
でも、お客様と話ができなければしょうがない・
まずは、お客様をつかまえること。
そのためには、
そのお客様が興味を持っていて、
自分たちの商品に関連のある<KEYWORD>を探らなくてはなりません。
<KEYWORD>がHITしたかどうかは、すぐに分かります。
耳がぴくりとして、ついついこっちを見てしまうから・
おばちゃんの場合は、その目がきらりと光る。
若い子は、簡単♪
「マクロビ」を知っているからです。
「マクロビオティック」でHITします。知らなくても興味を示す。
でも、おばちゃんは難しい。
すごい速さでデパ地下を移動するし、
もちろん「マクロビ」なんて知りません。
でもね、デパ地下のおばちゃんのほとんどは、
気に入るとガッツリ買うし
もともと「買う気」で来ている。
走る<購買意欲>でもあるんです。
では、おばちゃんをつかまえるためにはどうしたらいいのか?
彼女たちにHITする<KEYWORD>を使います。
「今話題の健康法」
「低カロリー」
「寒天」
「300円引き」
あ、見てる見てる。目が光ってる。
話が始まればこっちのペースです。
たっぷりの商品知識を使った、絶妙なタイミングのオススメ文句。
「お客様が自分で選択したように感じさせて、
かつ自分の売りたいものを買ってもらう」
これが、注文伺い(オーダーテイカー)の極意であると思うんです。
■実戦授業■
例えば、を売ってみましょう。
ゼラチンを使わない固くなりやすいアイスですから、
あらかじめよく練って、柔らかくしておきます。(常にベストの状態の口当たりを)
少なめにアイスの試食を用意しておきます。
がんばって、2組のお客様をつかまえてください。
まず、【バニラ】から食べてもらいます。
お客様は心理的に<仲間がいると安心して試食にいらっしゃる>。
すかさず【バニラ】をすすめる。
「7月7日に新発売されたばかりの植物性アイスクリームでございます。
豆乳はオーガニックのものを使っています」
と・軽く説明。
だんだん、人だかりが出来てくる。
すかさず【バニラ】。
サービスしながら、
「こちらアイスはお砂糖を一切使用しておりません(ちょっと強調)」
(ここでちょっと間をおく。
「えっ、じゃあ何を使ってるの?」と思わせて・)
「こちらのオーガニックのピュア・メープルシロップを控えめに使っているんです」
<素材の良さ>をさりげなくアピール。
「その分、どうしても値段が高くなるんです。
お子様やご主人には気づかれないよう冷凍庫の奥に隠しておいて下さいね。
それで夜中にこっそり取り出して、食べる♪」
ここで笑いがおきます。(つかみ?)
次に食べてもらう【トロピカル・シャーベット】を大げさに取り出し、
大きなスプーンで、練りはじめます。(お客様によく中が見えるように・)
「ホントに食べて欲しいのはこちら!
マンゴーの王様<アルフォンソ・マンゴー>の甘味に
パッションフルーツの爽やかな酸味を合わせた【トロピカル】。
南国の味です・」
お客様をワクワクさせる時間。
今か今かと待っているお客様の数を目でザッと数え、
全員分を同時に作り始めます。
わざと待たせるんです。
そして、全員分を同時に配る。
量は2〜3口。少し多め。
(ぺろっと食べられたら話が出来ない・)
全員がひと口、食べたところで、
「こちらゼラチンなどのかわりに、今話題の寒天(強調!)を使って固めています。
それでこの口当たりの良さがでるんです」
お客様はふむふむ、なるほどと頷かれる。
「え、寒天なの!」って、反応もある。
ここでパックに入った商品ひとつを手にとって、全員に見せる。
「この完全植物性アイス・トロピカル、お一つまるごと食べても・
たったの<78キロカロリー>!(強調!)
普通のアイスのカロリーの半分から1/3しかない夢のようなアイスなんですよ」
「一切の添加物も入ってない、なんの心配もなくお召し上がり頂けるアイス。
でも、健康に良いだけじゃダメなんですよ。
研究に研究を重ね、しっかりと<おいしさ>を追求しています。
いかがですか?」
・とにっこり笑う。
もうお客様は「いくつ買おうか?」とか「持ち帰りは大丈夫?」とか考えてる。
パパ@マクロビ、催事ならどーんと来い状態♪
マクロビでも催事は売れます。
(まだ、工夫は必要ですが・)
商品知識があるのは当たり前。
でも、お客様と話ができなければしょうがない・
まずは、お客様をつかまえること。
そのためには、
そのお客様が興味を持っていて、
自分たちの商品に関連のある<KEYWORD>を探らなくてはなりません。
<KEYWORD>がHITしたかどうかは、すぐに分かります。
耳がぴくりとして、ついついこっちを見てしまうから・
おばちゃんの場合は、その目がきらりと光る。
若い子は、簡単♪
「マクロビ」を知っているからです。
「マクロビオティック」でHITします。知らなくても興味を示す。
でも、おばちゃんは難しい。
すごい速さでデパ地下を移動するし、
もちろん「マクロビ」なんて知りません。
でもね、デパ地下のおばちゃんのほとんどは、
気に入るとガッツリ買うし
もともと「買う気」で来ている。
走る<購買意欲>でもあるんです。
では、おばちゃんをつかまえるためにはどうしたらいいのか?
彼女たちにHITする<KEYWORD>を使います。
「今話題の健康法」
「低カロリー」
「寒天」
「300円引き」
あ、見てる見てる。目が光ってる。
話が始まればこっちのペースです。
たっぷりの商品知識を使った、絶妙なタイミングのオススメ文句。
「お客様が自分で選択したように感じさせて、
かつ自分の売りたいものを買ってもらう」
これが、注文伺い(オーダーテイカー)の極意であると思うんです。
■実戦授業■
例えば、を売ってみましょう。
ゼラチンを使わない固くなりやすいアイスですから、
あらかじめよく練って、柔らかくしておきます。(常にベストの状態の口当たりを)
少なめにアイスの試食を用意しておきます。
がんばって、2組のお客様をつかまえてください。
まず、【バニラ】から食べてもらいます。
お客様は心理的に<仲間がいると安心して試食にいらっしゃる>。
すかさず【バニラ】をすすめる。
「7月7日に新発売されたばかりの植物性アイスクリームでございます。
豆乳はオーガニックのものを使っています」
と・軽く説明。
だんだん、人だかりが出来てくる。
すかさず【バニラ】。
サービスしながら、
「こちらアイスはお砂糖を一切使用しておりません(ちょっと強調)」
(ここでちょっと間をおく。
「えっ、じゃあ何を使ってるの?」と思わせて・)
「こちらのオーガニックのピュア・メープルシロップを控えめに使っているんです」
<素材の良さ>をさりげなくアピール。
「その分、どうしても値段が高くなるんです。
お子様やご主人には気づかれないよう冷凍庫の奥に隠しておいて下さいね。
それで夜中にこっそり取り出して、食べる♪」
ここで笑いがおきます。(つかみ?)
次に食べてもらう【トロピカル・シャーベット】を大げさに取り出し、
大きなスプーンで、練りはじめます。(お客様によく中が見えるように・)
「ホントに食べて欲しいのはこちら!
マンゴーの王様<アルフォンソ・マンゴー>の甘味に
パッションフルーツの爽やかな酸味を合わせた【トロピカル】。
南国の味です・」
お客様をワクワクさせる時間。
今か今かと待っているお客様の数を目でザッと数え、
全員分を同時に作り始めます。
わざと待たせるんです。
そして、全員分を同時に配る。
量は2〜3口。少し多め。
(ぺろっと食べられたら話が出来ない・)
全員がひと口、食べたところで、
「こちらゼラチンなどのかわりに、今話題の寒天(強調!)を使って固めています。
それでこの口当たりの良さがでるんです」
お客様はふむふむ、なるほどと頷かれる。
「え、寒天なの!」って、反応もある。
ここでパックに入った商品ひとつを手にとって、全員に見せる。
「この完全植物性アイス・トロピカル、お一つまるごと食べても・
たったの<78キロカロリー>!(強調!)
普通のアイスのカロリーの半分から1/3しかない夢のようなアイスなんですよ」
「一切の添加物も入ってない、なんの心配もなくお召し上がり頂けるアイス。
でも、健康に良いだけじゃダメなんですよ。
研究に研究を重ね、しっかりと<おいしさ>を追求しています。
いかがですか?」
・とにっこり笑う。
もうお客様は「いくつ買おうか?」とか「持ち帰りは大丈夫?」とか考えてる。
パパ@マクロビ、催事ならどーんと来い状態♪
マクロビでも催事は売れます。
(まだ、工夫は必要ですが・)
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1. なんだか元気になりました! [ マクロビという考え方 ] July 29, 2005 00:26
またまたチャヤ日比谷店に行ってきました。今月に入って三度目です。
今回はある方とある打ち合わせで、その内容は今のところ秘密ですが、いずれこのブログで発表することになるでしょう。その方は普段マクロビ食ではないのですが、お店を出るなり、
いやー、なんだか元
2. 本日のリトルママン情報 [ マクロビという考え方 ] July 31, 2005 17:44
7月30日(土)品川駅アトレのリトルママンに行ってきました。
「本日の有機玄米と野菜のお弁当」850円、ミニ500円。
・高きびハンバーグ
・ひじき南瓜
・水菜と大根のサラダ
・きんぴらごぼう
・香の物
・玄米御飯
「本日の有機玄米丼」600円、ミニ4
この記事へのコメント
1. Posted by kodamacro net July 28, 2005 09:12
う〜んお見事!
でももう一つの大切な要素を書き忘れてますよ。
それはパパさんのマスク、そしてスマートなスタイル!
おばちゃん惹き付けてますねぇ。ぜったい(笑)
でももう一つの大切な要素を書き忘れてますよ。
それはパパさんのマスク、そしてスマートなスタイル!
おばちゃん惹き付けてますねぇ。ぜったい(笑)
2. Posted by らるご July 28, 2005 12:24
お疲れ様です!
走る<購買意欲>=おばちゃん
う〜ん、すでに私もお仲間です
販売員さんに捕まらないようにしなくちゃ(笑)
走る<購買意欲>=おばちゃん
う〜ん、すでに私もお仲間です
販売員さんに捕まらないようにしなくちゃ(笑)
3. Posted by KOTKOT July 28, 2005 20:54
うお〜面白い!
パパさんの文章力はすばらしいですね!
笑いながら読みました。
トロピカルは78キロカロリーだったのですね。
それであのおいしさ、すごいなぁ。
あとKEYWARDは豆乳で美肌!!とか言ったら、もう女性陣はとりこでしょう(ホントか?)
パパさんの文章力はすばらしいですね!
笑いながら読みました。
トロピカルは78キロカロリーだったのですね。
それであのおいしさ、すごいなぁ。
あとKEYWARDは豆乳で美肌!!とか言ったら、もう女性陣はとりこでしょう(ホントか?)
4. Posted by macrobi papa July 29, 2005 01:03
こんばんは、kodamacroさん。
サービス時代は<マダムキラー>なんて呼ばれていました。
女性はいくつになっても「女の子」なんだと思います。
それを分かって、お姫様のように接すれば
どんなお客様にも受け入れてもらえます。
サービス時代は<マダムキラー>なんて呼ばれていました。
女性はいくつになっても「女の子」なんだと思います。
それを分かって、お姫様のように接すれば
どんなお客様にも受け入れてもらえます。
5. Posted by macrobi papa July 29, 2005 01:10
>こんばんは、らるごさん。
「催事の人」になってから、近所のスーパーとかで
苦戦している販売員を見かけると
つい試食してあげて、大げさに「サクラ」して、
1パックだけ買ってあげちゃったりしています。
もし試食やってたら、どんどん食べてあげてください。
食べてくれるのって、結構うれしいんで♪
>催事は「いかにしてお客様を止めるか?」がテーマです。
もし次の機会があったら、志願して
より技を磨きたいと思います。
そしたら、もっとおもしろい記事にしますね。
楽しかったなぁ。催事。
「催事の人」になってから、近所のスーパーとかで
苦戦している販売員を見かけると
つい試食してあげて、大げさに「サクラ」して、
1パックだけ買ってあげちゃったりしています。
もし試食やってたら、どんどん食べてあげてください。
食べてくれるのって、結構うれしいんで♪
>催事は「いかにしてお客様を止めるか?」がテーマです。
もし次の機会があったら、志願して
より技を磨きたいと思います。
そしたら、もっとおもしろい記事にしますね。
楽しかったなぁ。催事。
6. Posted by ちゃこ July 30, 2005 06:16
パパさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございました。
色々とお仕事大変だったみたいですね。
でも、楽しそうでもありましたが。
>楽しかったなぁ。催事。
やっぱり。。。その楽しそうな様子はブログから
漂ってました。
私も東京に住んでいたら、きっと足を運んでいたと思います。
パパさん、営業がかなりうまいです。感心してしまいました。
前に、『売れる営業』 なんていう本を読んだことありましたが、
パパさんも、体験談で本かけますよ。
ご興味があれば、是非!!
コメント、ありがとうございました。
色々とお仕事大変だったみたいですね。
でも、楽しそうでもありましたが。
>楽しかったなぁ。催事。
やっぱり。。。その楽しそうな様子はブログから
漂ってました。
私も東京に住んでいたら、きっと足を運んでいたと思います。
パパさん、営業がかなりうまいです。感心してしまいました。
前に、『売れる営業』 なんていう本を読んだことありましたが、
パパさんも、体験談で本かけますよ。
ご興味があれば、是非!!
7. Posted by macrobi papa July 30, 2005 08:39
おはようございます。ちゃこさん。
早起きですね。
お客様にサービスするのって、とっても楽しいです。
<楽しい>ってことが、才能だって云っていた人がいます。
楽しければ、どんなに辛くても
前に向かって進んでいけるんですね。
早起きですね。
お客様にサービスするのって、とっても楽しいです。
<楽しい>ってことが、才能だって云っていた人がいます。
楽しければ、どんなに辛くても
前に向かって進んでいけるんですね。