June 11, 2005

少しずつマクロビを始めよう 3)【何を食べるのか?食事法の切り替え】 

パパ@マクロビ、今日はメインフレームになる
【何を食べるのか?食事法の切り替え】です。



ご長寿の方を紹介するTV番組がありまして、
おじいちゃんの晩ご飯を紹介するコーナーがありました。
何か<長寿の秘密>があるに違いないと見ていますと・
100才になるおじいちゃん、晩ご飯に大好物のスキヤキ食べてました。
それはもう、おいしそうに食べてるわけで。
(朝ゴハンはトーストにバナナ)

でも、おじいちゃんはとても元気。
毎日、カメラ片手に京都の町を散策するのです。

思うんです。
長寿の秘訣って、食べ物にこだわるだけでなく、
食事を楽しむことも大事なんだって。

マクロビのお客様の中には、
<我、マクロビ道を極めん!>とばかりに
厳密にマクロビを遂行することにすべてをかける方もいます。
でも、私たちはマクロビ寺の修行僧ではありません。
マクロビの食事も「楽しいもの」であってほしいのです。

マクロビの食事をしていると、
人に優しく接することのできる心が持てるようになりますし、
病気にかからないので、人生楽チンです。

少しずつマクロビをはじめよう、3日目。
肩の力を抜いて、「楽チン」にいきましょう♪



第3話【何を食べるのか?食事法の切り替え】


<近代的な食事法 Modern Diet>
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現代人はスタミナ源といえば「肉」。
(豚バラ肉ばかりのカレーが昔の僕の好物でした)
でも、
肉・卵など動物性食品たっぷりの食事は、
タンパク質、脂質を摂りすぎます。

また、陽性が強すぎるので、体が「強い陰性」を欲しがるようになります。
砂糖・お酒(強い陰性)が我慢できないようになり
熱帯性の食品、乳製品、スパイス類も大量に食べすぎてしまいます。
(すべて強い陰性)

主食であるゴハン(穀物)も、食べたり食べなかったりで、
体の中庸を保てなくなります。
そこに、強い陰陽が流れ込んで
陰陽両方の病気に同時にかかる【合併症】をおこします。



<マクロビ基本食(Standard Macrobi Diet)>
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マクロビの基本食でタンパク源となるのは、穀物、豆、豆製品。
植物性のタンパク質は消化吸収に優れ、輝きのある透き通った肌を作ると云われます。

野菜は有機栽培された旬の地野菜が理想的です。
<身土不二>ですね。
そして、基本的に皮を剥かず、まるごと使い!
<一物全体>です。

サラダなどの生野菜より加熱調理したものを食べるようにします。
サラダは北欧の肉食の多い文化で、陽の強くなった体を冷ますために
考えられた料理です。
完全菜食をしていて、サラダばっかりだと体が冷えすぎてしまうんですね。

野菜を漬け物にして摂るのも、オススメです。
漬け物は日本が世界に誇る食文化。
漬けることで、消化しやすく、栄養素もUP↑してます。

漬け物の他にも、味噌、納豆、甘酒など<発酵させて作る食品>は
微生物の働きで、消化を助けてくれます。

同じく毎食少しずつでも摂ったほうが良いものに、
「海藻」があります。
「昆布・ヒジキ・ワカメ・あらめ・海苔」などです。
「寒天」も海藻です。
体の中に溜まってた「悪いもの」を追い出してくれる働き(浄化)があります。

使う調味料は、伝統的な製法で作られたもの。
だしは陽性の『昆布だし』と、陰性の「椎茸だし」を
組み合わせて使います。

極めてバランスが良く、体にやさしい食事法といえます。



<移行期の食事(Transitional Diet)>
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 ■1)肉の食べ方■
基本的によっぽど重度の病気でない限り、動物性食品を選んでもかまいません。
その場合、量とバランス(陰陽)に気をつけます。

たっぷりの野菜や薬味(陰性)を一緒に食べるようにします。
別皿でおひたしのような軽めの料理を組み合わせるのも良いでしょう。

野菜を<サラダなどの生野菜の形>で食べてもかまいません。
日頃、肉ばかり食べている人には体のクリーニングになります。
その場合なるべくたくさんの種類の野菜を使ったサラダにします。

今の肉ばっかりの食事より、食べる回数も少しずつ減らしましょう。
肉の量は食事全体の15%程度にします。
(肉だけのカレーなんて論外!)
肉料理の代用として、テンペ・大豆ナゲット・セイタン・豆腐などが
肉の出番を減らすのに役立ちます。

同時に肉も「質の良いもの」に変えていきましょう。
例えば、生産ラインで大量に作られる病気がちな鶏肉より
放し飼いなど自然な環境で健康的に育てられた
鶏肉のほうが体に優しいんですね。

そして、肉から魚介類にシフト。

カニ・海老・赤身または背の青い魚
 ↓ ↓ ↓
クラム(ハマグリ・あさり)・牡蠣
 ↓ ↓ ↓
白身魚(ヒラメや鯛など) 〜と変えていきます。

最終的に「マクロビ基本食(S. M. Diet)」では、月に数回
白身魚を動物性タンパク質として食べています。

 ■2)乳製品の移行■
つい水代わりにガブガブ飲んでしまう牛乳など乳製品。
選ぶのなら、低温殺菌などのナチュラルで良質なものです。
飲む量も減らしましょう。
豆乳など植物性のものに切り替えるのもオススメです。
牛乳を使った料理のレシピは、すべて豆乳で代用可能です。
(分離しやすいので加熱調理は工夫が必要です♪)

バターなど脂肪の多い食品は
ピーナツバター・アーモンドバターなどで代用可能です。
(それでもやっぱり食べすぎれば太ります!)
マクロビの食事に切り替えていくうちに
そういうのは、だんだん欲しくなくなります。

■3)ナス科の野菜■
ナス科の野菜(茄子・トマト・ジャガイモ)は、熱帯高地原産の植物で
温帯に住む私たちにとっては「陰性」が強すぎるようです。

食べるなら陽性の調理(ジャガイモならオーブン焼き)
     陽性の調味(茄子なら茄子味噌) 
  するのがポイントです。
それでも、強い調理・強い調味を使うことになりますので
全体的に控えるか、少なめのほうが良いんですけど。

■4)クレイビングと好転反応■
移行期にはクレイビング(特定の食べ物が強烈に食べたくなる状態)や
好転反応(自然治癒力が復活することで体の悪いものが一気に出る状態)
などの症状がでることがあります。
特に好転反応は病気がよりひどくなるように感じるので
あっ、俺マクロビ向いてないんだ・とあきらめてしまう人もいます。
体によいものを食べたのにどうして?とパニックになってします人もいるでしょう。

好転反応は体が回復していくためのプロセスです。
体の悪いものを排出してしまえばピタリと止まります。

詳しくはまた別の機会に。

■最後に■
「楽チン」と云っときながら鬼のような長文。
最後までおつきあいくださった皆様、お疲れ様でした。

「食」は「人に良い」と書きます。
人にとって良い食事とは何かを制限することではなく
自分の体に良い食べ物を選ぶことなんです。
今日のまとめということで。

次回は第4話a href="http://blog.livedoor.jp/vegetus/archives/25383489.html">【マクロビ的ごはんのススメ】です。

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この記事へのコメント

1. Posted by Hermaione   June 13, 2005 11:56
こんにちは、はじめまして。
この夏が終わればマクロビ歴一年になる、
まだまだひよっこの鹿児島県人です。
ROMはさせて頂いていたのですが、
”マクロビ寺の修行僧ではない”というのが
つぼにはまってしまって(爆)
本当にそうですよね。いい言葉を頂きました。
これから楽しんで続けていく時の座右の言葉になりそうです。 ありがとうございます。
2. Posted by macrobi papa   June 13, 2005 23:37
はじめまして、Hermaioneさん。

「マクロビ寺」・
マクロビ道を目指す人の
そんな名前の寺も実際ありそうですね。

文章、よろこんでもらえると
ブログ人冥利(?)に尽きます。

これからも遊びに来て下さい。
3. Posted by makuro?   November 21, 2013 21:57
マクロビは肉食っちゃ駄目でしょ!
それ、マクロビって言わないよ!
4. Posted by papa   November 21, 2013 22:19
昔の記事、よんでくれてありがとう。

でも。
マクロビオティックは、何を食べるかではないのですよ。

箱の中、読んで。
http://bluetailhappiness.ldblog.jp/archives/3941543.html

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