June 2009

June 28, 2009

変わらないもの

朝早くからキッチンに入ると、まず、薪で火をおこす。
新聞紙で小さな種火を起こし、杉の葉っぱで炎を膨らませるの。

hi









火吹き竹で、ゴーッと息を吹き込めば、
みるみる炎が踊り出す。
火を使うのは、大変なこともあるけど、すごく楽しい。

今じゃ、当たり前のように火を使い、ごはんを作る。
でも・・こんなの、ほんの2ヶ月前には出来なかったこと。

僕が火が使えなくて悩んでいた時に、お金もとらずに
丁寧にアドバイスをくれた火の師匠のおかげです。

ほんの少し前まで、自分が薪で火をおこして
ごはん作るとは思わなかったですよ。

去年の今頃は、老人ホームでごはん作っていたんだっけ。
質の悪い調味料と冷凍食品ばかりのキッチンで、
それでも美味しいものが作れるって、大事なのは気持ちだって気がついたの。

僕は変わったなと思う。ブログ始めてから特に。


どんどん人は変わっていくのだと思う。
変わりたくても、変わりたくないと望んでも。

それでも・・どんなに変わってしまっても、
僕が僕であることは、変わらないのだと思うの。
人を喜ばせるためになにかをしたいと云う気持ちは、ずっと同じだもの。

その気持ちを大切に、今はこのお店と一緒に成長して行きたいと思います。


June 23, 2009

キャンドルナイト

夏至の日に『キャンドルナイト』(電気を使わず、ろうそくの明かりで営業する)
をやろうと云う企画を出したのですが、あっさり却下。

こふく亭は『太陽光パネル』で電気を完全自給できるから、
存在そのものが、キャンドルナイトなのね。


今日は、夜の予約が入っています。
予約の時間まで、あと40分。

「リサイクル充電式のキャンドル」に灯をともし、お客様をお迎えする準備です。

こふく亭












そこに、マネージャー君が走りこんで来ます。

「パパさん大変です。電気が36しかありません」
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June 21, 2009

笑顔を作るもの

僕の昔、働いていたレストラン。
ランチには、デザートが付いていました。

でも、パウンドケーキを乱切りに刻んだものが3切れ。
食後にデザートを持って行くと、お客様は楽しみにしてるでしょ。

その皿を置いたときの、笑顔が消えていくのが、とても悲しかったのです。
いつか自分のお店をやる時は、美味しいものを作ろうと思ったのね。


「こふく亭」 薪と炭だけの火力だから、
やっぱり手間かかるし、いろいろ出来ないことも多いけど、

それでも美味しいものは作れると思うんです。
試行錯誤だ、どんまい。
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June 18, 2009

最強の棋士

ユウ@7歳。
このブログ始めた頃は、まだカタコトでしゃべるくらいだった彼も、
パパと将棋を指すようになりました。

ユウ









でも、弱いなぁ。
こりゃ、ちょっとハンデを付けないと。
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June 11, 2009

まっくろくろすけ

何かとトラブルの多い、薪と炭のレストラン『こふく亭』。

kemu (←)今月の最初のトラブルは、これ。

 調理場の上半分にスモッグ注意報。

 薪オーブンから逆流する真っ白い煙によって
 猛烈な勢いで覆い尽くされ、視界ゼロ。
 なーにも見えない。
 
 火災の時は、姿勢を低くして逃げる・・が、
 ホント正しいのだと、体験学習できます。


 すんません。息、出来ないんですけど。
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